魂太郎三国志遺跡の1人旅4th!!
その他の旅行記はコチラ。
1人旅1st
1人旅2nd
1人旅3rd
1人旅5th
中国旅行者に聞く100の質問

『魂太郎 三国志遺跡巡り 一人旅』の同人誌を作りました。(2019/07/12)




…と言う事でまずは最初に通ったルート、訪ねた遺跡等をルート順に書いて行きましょう。
左が地名、右が遺跡名です。遺跡名にカーソルを持って行くと簡単な説明がステータスバーに表示されます。

地名遺跡名
鄭州(中牟)
・官渡古戦場
許昌
・春秋楼
・文峰塔博物館
・[シ覇]陵橋
・王允墓
・青梅亭
・蒋幹墓
・夏侯淵墓
・八龍塚
・華侘墓
・馬騰墓
・董貴妃墓
・徐晃墓
・ケ艾廟
・毓秀台
・愍帝陵
・張飛廟
・張藩古城
・二妃墓
・徐庶母墓
・伏皇后墓
・毛[王介]墓
・魏文帝廟
・鍾ヨウ墓
・洗硯池
・曹彰墓
・射鹿台
・司馬古城
・郭嘉故里
・受禅台
右上へ続く
地名遺跡名
邯鄲(磁県)
・ギョウ城遺跡
・曹奐墓
・曹操柏
石家庄(正定)
・趙雲廟
タク州
・三義宮
・張飛廟
・張飛古井
・劉備故郷
・桃園三結義
・中央影視台
北京
 
上海


って事で日記本文に行きたいと思います〜。



 
12/28(火)
題名:病気をおして出発♪

 さて、部屋を出てデカいバッグパックとやたら着込んだ服を見て、同じ生徒にビビられた(笑)。で、火車に乗るまでにメチャメチャ熱かった…まぁ上着6枚とズボン3つに靴下2つ履いてりゃ当たり前か…('^^;)。そして火車に乗り込む時にようやく上着を3枚ほど脱ぐ(笑)。

 でもって、火車に乗り込んでから早速日記書き。そして、少し落ち着いてからPM6:30に寝て、PM8:30に起きる。でもって、メシのラーメンを食いまた寝る。今回は北京に行くので寒さ対策に耳当ての代わりにウォークマン&ヘッドホンを持って来たのでヒマ潰しにはコレで。まぁ電池要るけど…('^^;)。でもってAM1:30頃に目が覚めたので音楽聴いてお茶でも飲みながら日記を書く。で、AM2:30に再び寝ようと思うが…腹が減って眠れない('^^;)。AM4:30になっても眠れないので仕方なく朝飯のパンを食って寝ました…。




 
12/29(土)
題名:コードレスイヤホンって無いのだろうか…

 目が覚めたらAM7:30。【鄭州】駅到着1時間前だ。朝飯に買っておいたあんまんを1つ食う。寝る前に食ったパンもまだお腹に残ってるようで。コレで十分だ。で、AM8:45に【鄭州】に到着!!まず降りてから地図を買う。1軒目に入った所で地図を買う時の事…「お前ドコの国の人間だ?」と聞いて来た。「ドコの国の」って聞かれたから、もう外国人ってバレてるのね…って事で「日本人だけど」と言うと、お店のオッチャン「お前日本の金持ってるか?」と聞いて来た。「無いよ。持ってたって使えないじゃない。」と返すと、なんかゴソゴソ取り出して日本の100円玉と1円玉を取り出して見せてくれた。…なんで持ってるんだぁ?と思いながら地図を買って、お店を出る。

 さて、最初の目的地は『官渡古戦場』だ。まずはその近くの【中牟】という地区に行かないとダメらしい…って事で駅前のバスターミナルを探すが…見当らないナァ…。と言う事で、資料に掲載されていた東バスターミナルまで行く26号の市内バスを探す。…で、その26号バスが見当らない…ドコにあるの?と思って地図を眺めながら歩くと、バスターミナルの東隣…バスターミナルを南側から出たからワカランかった…。と言う事で東バスターミナルまで行く。で、そのバスターミナルに到着して切符を買う時に…確か『官渡古戦場』は公道沿いにあるんだったよなぁ…と言う事で、試しに切符買う時に『官渡古戦場』と言ってみたら…切符くれた(笑)。バイタク使わずに達成ですか…(笑)。で、バスに乗って発車してから20分程でバス管理のネーチャンに「ソコだよ」と教えて貰って降りる。

 って事で、【官渡古戦場】到達('^^;)。しかし、特に何がある訳では無い。奥に行く必要があるようだ…。って事でまずはデカい看板を写真して、奥に進む事にする。道には何も建物が無いので、風が強い…寒くなったらフライトジャケットのフードを被り、そのフードがウザったくなったら脱ぎ、その繰り返しでひたすら奥へと足を運ばせる。で、一番奥にようやく『官渡古戦場資料館』が!!やっと着いたか!!と言う事でチケットを買っていざ中へ。中は曹操と袁紹が戦った[官渡の戦い]の状況が動く人形で説明されている。…横山光輝さん作の漫画三國志では[官渡の戦い]は端折られているので、ゲームやらの武将の知識と合わせて官渡の戦いで何が起こったのか、ココに来てやっと分かった。袁紹はココで多くの将を失ったのね…。と言うか、帰ったら日本で小説の三國志を読まないとナァ…。と言う事で、本体の動く人形を見終わって、周囲にある4隅の建物に入ってみる。…が、荒れまくっているだけで何も無い…って事で、とっとと『官渡古戦場』を出る。で、公道まで出る通りの所に“官渡橋”と書かれた看板(?)があるのだが、近寄って見ると日本語で「かんときょう」と書かれていた(笑)。と言う事で写真。で、歩いて公道まで出る。

 で、その時AM12:00。この後無視を決め込んでいた『虎牢関』に行く時間はありそうだ。そう思って資料と地図を開けて『虎牢関』の場所を確認。…公道通ってないジャン…その上に川の向こうジャン…オマケにしては今日中に行くのは困難だなぁ…と言う事で今回はパスして、鄭州に戻るバスを見付けて乗り込む。バスの中でデカいバッグパックを背負って通るにはチト狭い道だったが、グイグイと強引に押し込んで通る。その刹那…
『ブチッ!!』
と言う音が。
ハッとして身の回りのモンを見てみたら…ウォークマンのヘッドホンのコードがブチ切れた…(T_T)。席に座って嘆きながら、鄭州までのバス料金を支払う。…しかし、何故にバス料金が来た時の半額で済んだのだろうか…('^^;)

 鄭州に到着した時は寝ていたようで、目が覚めたら到着していた('^^;)。でもって昼飯として偽スプライトとオレオをガツガツ食い、再び26路のバスに乗って火車駅に向かう。駅に戻ってから、今度は【許昌】に向かう長距離バスを探す。駅前のバスターミナルに許昌行きが見付からなかったので、鄭州の南にあるバスターミナルに行ってみる事に。地図を開けて調べてみると、駅前のバス停からバス1本で行けるようだ。と言う事で、そのバス停まで行ってバスを待つ事に。…しかし20分待っても目的のバスだけ来ない…。あ〜も〜面倒だ!!って事で歩いて行く事にする。…で、一駅分歩いて行くと丁度そのバスがやって来たのでソレに乗って、バスターミナル近くまで行く。…ってゆーかソコまで行くのにたった2駅かい!!コレなら歩けば良かった('^^;)。って事でバスターミナルに許昌行きがあったので、切符を買ってバスに乗り込んで待つ。で、PM2:00に許昌に向けて出発♪

その間、デカいバッグパックを横の席に置いておくのだが…途中、オイラが寝ていた所に客が一杯になって来て、「席を空けろ」とバス管理のオッチャンから指示があった。その時オイラは寝ていたので分からず、グースカ寝ていた所に後ろに座っていた人民がオイラの座っていた席を蹴飛ばして来やがった…。目は覚めたが頭に来たのでそのまま寝たフリをしていたら、なんかの棒で
オイラの頭を小突いてきやがった…(--;)

流石に無視はムリか…って事で仕方なくバッグパックを抱える。

 で、許昌に到着した時は既にPM5:30…ってゆーか3時間も掛けるなよ移動に…。もう外は暗い上に、上海に居た時からの風邪が再発してきたようで熱が…と言う事でバスターミナルの向かいにある招待所に入ってみる。で、人を見るなり一番高い部屋を勧めて来る。でもオイラは「この普通の部屋を見せて欲しい!」と言う。で、案内された。オオ、これなら大丈夫だろ。と思って改めて聞いて見たら…最初に勧めて来た高い部屋だった(--メ)。と言う事で、キレたフリして宿を出ようとすると呼び止められて、やっと普通部屋の1ベッド(つまりドミ)に案内される。で、部屋を見るなりとっとと決定して、宿代を支払ってとっとと服務員を追い出す。で、電話線抜いて鍵掛けて部屋の確認。お湯は出る・電気は1つ点かないが大した問題はない。部屋も寒くないのでコレなら寝れるだろ…って事で時計を見るとPM6:15。今日は外に出ないでラーメン作るか…って事でラーメンを作って、その間ラクな格好になる。で、荷物整理をする。…一日にして使えなくなったウォークマン(ToT)等を仕舞い込み、明日に備えて準備。以前買っておいた地図を見ながら明日周る所を考える。そうこうしていたらPM7:00になったので、TV見ながらラーメンを食う。…やっぱりカップヌードルは海鮮が良かったな…('^_^;)。その後、持って来た風邪薬を飲んで、ベッドの上で日記書き。しかし、熱の事を考えて日記は後回しにして先に寝ました…。

教訓:旅行にコード物を持って行く時はコードに注意すべし!



 
12/30(日)
題名:遺跡捜索人集合!

 目が覚めたらAM0:30。まだ外は暗い。だが、何とか頭痛は治まった日記をダラダラ書き始める。AM2:30頃にやっと書き終えてから、今日行く遺跡を地図を見て決める。その後、もう一眠りする。…で、AM8:00に起きて準備してすぐにチェックアウト。

 宿を出た後に向かいのバスターミナルで朝飯のお菓子を買い、市内バスの8号に乗って終点まで行く。そのバスに乗っている途中、目的地に一番近い所まで行く308号バスを見掛けるのだが…終点で聞き込みしても無いと言われる。…聞き込みしたのがバイタクだからイカンかったのかな…。って事で仕方なくバイタクに乗る事に。って事でかなり遠いが最初の目的地『馬騰墓』へ。まず最初に近くへ行ってから、ソコから地元の人民に聞き込みをする。その際、バイタクババァは『馬騰墓』を認識しておらず、道を尋ねた人民に逆に質問した。で、その後そのババァは「お前は何だ?」と聞いて来た。何だ?って聞かれても…。「馬騰墓に何の用があるんだ?」と。「いや、写真取りに来たんだ」と言うと、「お前記者か?」「いや、観光に来た。」「お前ドコのモンだ?」とんで、日本人って事を明かして、早く行け!って急かす。して、見事に『馬騰墓』に到着!…しかし、思いっきり村ン中だねぇ…。で、馬騰墓の入り口は枯れた竹に覆われていた。とりあえず碑石を写真して、その枯れ竹の間を入っていく。すると…こんもりとした土山に。で、何故かバイタクババァも一緒に着いて来る。…付いて来たって何も出ないぞ…。で、その土山に登ってみるも…何も無い。って事で、その土山を写真。…している間に地元民がワラワラ寄って来た。分かる程度に地元民と会話して、「ココに日本人が来た事あるでしょ?」と聞くと、頷いた。…まぁ、馬騰墓が遺跡捜索人の登竜門になってしまったらしいからねぇ…。って事で馬騰墓を後にする。

 で、次の目的地は『華侘墓』だ。で、ソコに向かう間…なんか、道がスンゲーボコボコなんですけど…。バイタク揺れる揺れる(>o<)。で、川沿いをそのまま南下して行くと、何やら立派な壁構えの所に。…ん?ココか?と思って様子を見る。で、門の前で止まって中に入るものかと思っていたら…そのままバイタクで門へ入って行った!と言うかバイタクの後しか見えないのでカナリビビッタ…('^^;)ゞ。って事で、無事『華侘墓』に到着!!…ってなんでこんなに人民がウジャウジャしてるのよ(+_+)!!…後でバイタクババァが「昨日は華侘の特別な日だったらしい」と。…昨日が命日だったのかな?で、その奥に華侘の墓石を発見。で、人民達はその墓石にコイン(おそらく1元コイン)を貼り付けては動かし、貼り付けては動かしを繰り返していた。…一体何の意味が??と言う事で、人民が居ない時に墓石を写真して、華侘墓を後にする。…後にする際、その門を写真するが…現像してみたら思いっきりピンボケしていた…。

 で、元来た所に帰る途中、人民ジーチャンが相乗りをして来た。で、途中でジーチャンが降りて行った後、値段交渉しにババァがやって来た。オイラはまだ余り距離単位の価格が分からなかったので、総合計で50元と言ってしまった…(T_T)。ババァの顔が思いっきり綻びやがった(笑)。って事で、帰りにまた女の子が2人乗って来て、狭い思いしながらどうにか8号バス終点に戻って来た。で、再び8号に乗って市内に帰りました。

 で、次の目的地は『[シ覇]陵橋』だ。106号のバスからその『[シ覇]陵橋』の南に出るので、とりあえず乗って近くで下りる。…で、その『[シ覇]陵橋』が大元の「関帝廟」の入り口かと思って橋の方に直接行って見ると…入れない…(T_T)。仕方なく建物の南から周って見て入り口を探してみる。川を越えてようやくその関帝廟の壁に到達。ココから壁伝いに行けばいつか入り口は見付かるハズ…と思ってそのまま西へ向かって歩くが…入り口が無い!!しかも、入り口らしき所に思いっきりレンガ詰みしてあって、入れない…。仕方なく、元来た道を戻って北の方を調べて見る事に。…既にこの時点でカナリ疲れた上に人民に思いっきり嘘疲れて右往左往していた…(T_T)。で、ようやく北の大通りに面している所に「関帝廟」の入り口が。…なんだよ…苦労させやがって…とブツクサ文句を言いながら関帝廟の中へ。で、入って行って最初に目に入ったのは目的地の『[シ覇]陵橋』だった。って事で橋を写真。で、その橋の上に関羽の石像があるのだが…カクカク。なんかポリゴンで書いた関羽みたいな感じだ(笑)。で、丁度フィルムも終わったので[シ覇]陵橋で電池とフィルム交換(笑)。で、ようやく関帝廟の本堂に入って行く。中を見回っていたら、関羽像に写真している人が居る。さて、写真終わったんでジックリ関羽像見てみようかな…と堂内に入った時、「魂太郎さん!」と声が。…ハ?と思って振り向くと、許昌OFFの参加者の1人、NUNOさんだった(笑)。メチャメチャ偶然('^^;)。って事でNUNOさんと行動を共にする。どーせ今日の夜集合だし。たった3人だし(爆)。って事でじゃあ行こうか〜って所で「ちょっとやってみないかね?」と何かを勧められる。おみくじのようだ。…コレ、タダじゃないんだろうな…と思いながらNUNOさんが引いたのでオイラも引く。…すると…なんと大吉を引いた(^^)v!!…がしかし、後で金を請求してきたので2人しておみくじを突き返す(笑)。…相手もブツブツ言いながらしぶしぶ受け取る。ま、オイラが大吉を引いたのは何ら変わりないもんね♪(笑)って事で関帝廟を後にする。

 その後、関帝廟を出ると…外でバイタクが待っていて、話し掛けて来た。「ドコに行くんだ?」と言うと「火車駅だけど…」と言って、値段交渉するとアッサリ成立。って事でとっとと乗って駅に向かって出発!…した後…「あ…夏侯淵墓」…2人して忘れてた…(T_T)。まぁ、また後に行く機会があるでしょ…と思いなおしてそのまま火車駅までバイタクで。で、火車駅に到着してから何をしようか…と思って資料を見ていたら、『蒋幹墓』が駅の近くに。って事でじゃあ『蒋幹墓』を探そうか〜って事で歩いて『蒋幹墓』の近くまで行く。で、資料を見ると…「目印は晁錯墓」と書いてあったので、まずはその晁錯墓を探す。…それを聞いて春秋マニアでもあるNUNOさんが「晁錯ってまさか春秋戦国時代の晁錯…?」と。「いや、水滸伝の晁錯なのかもよ?」「でもアレは物語なんじゃ?」「…そうだねぇ…」って事で、とりあえず行って確かめよう…と言う事で、地図に載ってる『晁錯墓』へ。で、庭園の中に入れて貰い、その『晁錯墓』の前に。NUNOさんが碑石の後を丹念に調べると…「間違い無い。春秋戦国の晁錯だ。」と嬉々としてデジカメに収めていた。で、その間オイラはその庭園内の中に『蒋幹墓』があるかどうか見て周っていたが、どうやら無さそうだ…。と言う事で庭園を出て、庭園の周囲を当たって見る。…で、小道を真っ直ぐ行くと、墓が幾つか並んでいた。ほとんどが一般人の墓だったのだが…中に1つ『劉子君墓』と言うのがあった。コレは何?と2人で話していたが、結局結論は出なかったのでそのまま放置して周囲を探してみた。

 しばらく歩いて行くと川が。確か資料に川の事も書いてあったので、とりあえず川沿いを北に進んでみる事に。…しかし、川の横にはメチャメチャ多くの墓があって、全部見切れない(T_T)。って事でとりあえずそのまま北に向けて歩いて行く。…ココまで来たらもう『蒋幹墓』より『王允墓』を探す方がイイかな…って事で、目的地を『王允墓』に切り替えて捜索。で、カ〜ナ〜リ北に向け、途中『王允』『関羽』と聞き間違えるオバチャンや羊飼いのオッチャンに聞き込みしながら歩く。…で、ようやく『王允墓』を発見!!畑に関係なく(笑)小走りに近寄って碑石と土山を写真して、王允墓を後にする。

 …で、気が付いたらPM5:00だ。じゃあ今日は引き揚げようって事で地図を確認して駅に行く一番近いバス停を探して、ソコまで歩いてバスを待っている時に…バイタクが勧誘しに来る。と言うかソレでバスよりも高い料金を要求してくる(笑)。「バスと同じ料金なら乗ってもイイけど、バスより高いンだったらバス乗るわ。」と言うと、仕方なくバイタクが引き受けてバスに乗る事に。で、駅に向かう途中…マック(マクド)を発見。
…許昌にマック(マクド)?…収支合うの??(笑)
と2人で笑い転げながらバイタクを下ろして貰い、マック(マクド)に入ってクタクタな所にアイスを食う。外寒いンだけどね(笑)。で、すぐ近くに『春秋楼』があるが、もう暗いのでココも以降にしよう…と言う事で、アイスを食った後に歩いてバスターミナルへ。ココでNUNOさんは預けた荷物を受け取り、今日の宿を探す事に。とりあえず安くてもイイヤって事なので、バスターミナルの裏にある招待所へ。そこで宿の手続きをすると…宿のオバチャン達、オイラの方が年下に見えると言って来た…。まぁ、確かにオイラいっつも若く見られるけど…。って事で宿確保完了。でそろそろ許昌OFFの集合時間なので、待ち合わせ場所のバスターミナルに向かう。

 …バスターミナルの中はもう営業してないのて暗かったが、その中に座っている数人と、物売りのオッチャン人民が。オイラ達が許昌OFF主催者のROVERさんを探していると、その物売りオッチャンが話し掛けて来た。…しかし、物食いながらしゃべってるので何言ってるのか分からず(笑)。NUNOさんすかさず「口の中の物が無くなってから話してよ」と言うと、そのオッチャン苦笑い(笑)。で、近くに座っていた人もソレを聞いて笑っていた。…ってかその後その人が話し掛けて来た。
ってゆーかROVERさんでしたか(笑)!
と言う事でようやくメンツが揃う。じゃあ行きましょうか〜と、物売りオッチャンの言った事も忘れてバスターミナルを出る(笑)
 ROVERさんに今日の宿を尋ねたら「まだ取ってないよ」と言う事なので、ウチらが泊まっていた宿に行って、3人部屋に変更して貰う事にする。じゃあ、メシに行きましょう!!と言う事で、宿を出て外へ。

 許昌にはROVERさんオススメの店があるらしいので、ソコに入る事に。で早速注文。ROVERさんからソコのお勧めは「羊肉鍋武昌魚」と言う。ソレと適当に注文した後で、ROVERさん何かおもむろに取り出したかと思うと…中国酒(名前忘れた)だ。と言う事でグラスを持って来て貰い、乾杯♪…飲めないケド最初の1杯だけは…しかし…辛い!喉がヒリヒリする!聞いて見ればイイお酒らしいのだが…8元で買ったらしい(爆)。そんな値段で売ってるとは…許昌恐るべし(笑)!その後、帰り道にあったマック(マクド)に寄ってまたアイスを食べ、宿に戻りました。宿に帰った後、ROVERさんがまたおもむろに取り出したのは…2つの果物だった。日本では見た事無いネェ…と言う事でとりあえず食べて見る事に。1つは「ドラゴンフルーツ(帰宅してからROVERさんが調べてくれた)」と言って、コレは日本でも聞いた事あったのでナカナカ美味しく頂けたが…問題はもう1つ。「釈迦何とか(ド忘れ)」は…どう食ってもマズイ。まるでコルクを食ってるような食感だった('^^;)。と言う事でコレを残して、3人で明日行く遺跡の確認。ソレが終わるとオイラは日記を簡単に書いて、AM1:00頃に寝ました…。

教訓:バスは市内バスだけでなく、近郊の遠距離バスもある。大概バスターミナルの中にあるので、よくターミナル内を探してみよう。



 
12/31(月)
題名:今回最大の収穫、徐晃墓。

 目が覚めたらAM7:30。とりあえず起きて少しずつ準備。その間、NUNOさんが起きてトイレに駆け込む。その後にNUNOさんも準備。で、AM8:00頃にROVERさんを起こし、AM9:00にチェックアウト。で、ココの宿の小姐がほんの少しだけ日本語を知っていたので、「さよなら〜」と言って宿を出た。

 で、朝飯どうしようか??と言う話になり、NUNOさんが「マクド」…って言うので、マック(マクド)に決定する。先に火車駅で荷物を預け、その後歩いてマック(マクド)まで。で、オイラはROVERさんの注文を手助けした後に自分の分を注文し、マッタリ朝飯を食った後でそのマック(マクド)の隣りのスーパーに入る。ココにはROVERさんお気に入りのクッキーがあるようなので入って、ROVERさんはクッキーを選ぶ。オイラは「まとも」に食えそうなカステラのようなパンを3つ程購入。昼飯用だ。…って、0.81元って(笑)。3人とも買う物買った後、また駅前へ戻る。レンタルチャリを使う為だ。…で、そこで自分のチャリを選ぶ。新しいのを借りようとすると「ダメ!」と言われる…何でだよ〜同じチャリじゃね〜かよ〜(ToT)。とダダをこねてみたがやっぱりダメだった…。仕方なく3人ともボロチャリを借り、預け金を支払う。
 その後、チャリに乗ってドコに行くのかと思えば…駅のバスターミナルだ。え?チャリはどーするんで??と思っていたら…
なんとバスにチャリンコ搭載機能が!!コレにはビックリ!!
と言う事で、今日の目的地近くまで行くバスを探す。で、発見してチャリを搭載して貰い、バスに乗り込む。ソコでROVERさんが「ココ許昌にしかバスにチャリンコを搭載する機能は無い。」と。まぁ、ウチら三國志遺跡捜索隊(?)にはかなりイイ機能ですな!日本にもコレがあればなぁ〜ドコに行くのにも楽なのになぁ〜。なんてバスの中で話しながら待っていたら、バスの運ちゃんが「お前らはドコのモンだ?」と聞いて来た。
NUNOさんが即座に「広東のモンだ」と(笑)。で、その後またウチらの会話が続いたのだが、その最中さっきの運ちゃんがウチらの日本語を聞いて
「お前らの広東語は早くてワカランな〜」と。
いや、だって日本語だし(笑)
。その後、発車時間が来て許昌OFFの始まり始まり〜!

 で、1時間後にまず最初の遺跡の近くにてバスを下り、チャリも下ろして貰う。で、最初の目的地『毓秀台』へはソコから近くだ。って事でチャリンコを漕いで到着!やたらと高い建物だなぁ…。と思って見上げる。階段が50段あって、やっとソコから入れるようになっている。って事で写真を撮った後に入ってみる事に。登った周りに囲いがあって、その中に祠が3つ配置されている。祠よりも先に囲いの外側を回ってみる。か〜な〜り景色はイイ!そこで立ちションなんかしてみる(やめなさい)。って事で囲いの中に戻って来た時に、ROVERさんが祠にお香を焚いてお祈りをしていた。う〜ん律儀な方。で、お祈りが終わった後『毓秀台』を後にする。
 …しかし、ROVERさんとNUNOさん、チャリンコ漕ぐの速い…ってゆーかオイラの運動不足か…と思って懸命にチャリを漕ぐ。しかし…一向に追い付かない…ナゼ?という疑問を残したまま、次の遺跡は今回のOFFの目玉遺跡『徐晃墓』だ。最初に資料を見て「城角徐村を探せ!」って事でバスを降りた所でNUNOさん聞き込み。…どうやら南西の方角を指差している。…って事は実際に村がある!!って事で、まずはその村の在り処を聞きこみながらチャリで走らせる。方言がキツくてオイラもNUNOさんも苦労するが、指差された方向へとにかくチャリを走らせる。…無論ココでも遅れを取る(T_T)。そして疲れて来る。とりあえず…その城角徐村に到着!!後は中で聞き込みだ!!って事で3人で村の中へ。…オイラも遅れながら追って行くと、2人は既に聞き込みを開始している最中だった…。で、どうやら墓は実在するようだ!って事で再び墓の方へチャリを走らせる!!…遅れる(ToT)。で、村を抜けて畑地域に出るが…ひたすらだだっ広い…('^^;)。この中のドコに徐晃墓が!?と3人で墓らしき地域を当たってみる。
1つ目…違う。と言うか「徐○の墓」って、紛らわし過ぎやねん(笑)!
で、その近くに別口の村の入り口があったので入ってもう一度聞き込み。その畑地域に面している家の人民にもう一度尋ねる。この辺でかなり古いお墓を聞いてみたら、「1つ国で保護されている」と言うお墓があるとか!そして、そのお墓を指差す。…遠くてワカラン(笑)。しかし、ROVERさんには分かったらしいので、今度はそのお墓に向けてチャリを走らせる!もう2人とも夢中でチャリを走らせていたのでオイラが思いっきり置いてけぼりを食う(;_;)。で、ROVERさん達が到着した所に行くと…
あ!あった!!コレがあの徐晃墓か!!と3人で感動する。
…しかし、碑石と土山以外は全て畑。しかも碑石はまだ新しい。それもその筈、97年にようやく国の保護を受けて碑石を建てたらしい。それまで扱い酷かったんだろうナァ…。で、感動してNUNOさんにカメラをお願いして墓と一緒に写真。後で、徐晃墓の碑石に隅が塗られていた事を聞く。…墓拓でも取ったのだろうか?それにしても、やったらやったで、キチンとキレイにしとけ!(メ`´)って事で、じゃあ次に行こうか!と言う事で徐晃墓を後にする。
 戻る途中、どうしてオイラの自転車だけ遅いのかを調べる為にチャリを止めて見ていたら…後輪ブレーキが掛かった状態で錆び付いていた。オイラのチャリだけ遅い原因はコレか…('--;)。ワイヤー切っても錆び付いてるから意味無いし。仕方なくまた漕ぎ出す。戻って来て辺りを見回すと、「張藩古城」と書かれた碑石を発見。バスをもうちょっと手前で降りれば気が付いた場所なんだろうが…。で、この周囲は…!?見回すと、土の盛られ方でコノ碑石のある所が丁度「許昌城の正門」と言うのが窺えた。北に毓秀台・南西に配下徐晃の墓・南に張飛廟と場所的にも丁度良い所だ。全然気が付かんかった('^^;)。と言う事で改めて許昌城の正門の大きさを知る。
 で、次の目的地は『張飛廟』だ。って事でチャリを南に進ませる。…もうチャリを漕ぐのが苦痛になって来る…(ToT)。で、途中場所を聞き込む。ソコに小学生の子供が居たので正規の「張飛」と言う発音をしていたら、その子が間違った発音で「張飛!」とオイラを訂正する発音。ムカッ!って事でその子供と張飛張飛と言い合っていた(笑)。その間、NUNOさんは聞き込みを完了させていた。のでオイラも慌てて後を追う(笑)。で、チャリの乗り降りを繰り返してやっと『張飛廟』に到着した時には…後輪パンク(爆)。さて、それは置いといて…とりあえず碑石を写真していざ廟の中へ。で、廟に入る途中に劉備が馬を繋いだ木があったが無視して先へ(笑)。で、中には建物が3つ程あった。まずは正面の建物へ入っていく。中には真ん中に張飛が祀られていた。その横に同じ位の劉備もあった。…れ?関羽は??と思って建物内を見回すと…デカい劉備の前に2000円位で買えそうな小さい関羽像が。…いいのコレ(笑)?で、隣りの建物にも何かあるようなので行ってみたら、関羽の像があるだけで特になにも無かった。と言うかオッチャンが子供に教育してた…。で、ソコを出ようとした時にNUNOさんが碑石を発見!…入り口の踏み台にされていた(笑)。その碑石は特に大したモンでも無かったが…。まぁ、踏み台にされる位の価値なんでしょ(笑)。って事で、買ったパンをムシャムシャ食いながら再び元来た道を帰って行く。ROVERさんが途中にあった劉備の馬を繋いだ木の写真を取ってから…。
 で、再び戻って来て次は今度もまた西へチャリを走らせる。その張藩の鎮政府の中に『愍帝陵』がある。で、その中で「ココか〜」ととやっていた所、中国人が話し掛けて来た。「お前らドコのモンだ?」と聞いて来たので、オイラが「江蘇省だ。」と嘘を答える。するとその中国人達ビビリながら
「江蘇からチャリで来たのかぁ!?」
と大ボケをかまし始める。
…オイオイ(笑)
で、ココも碑石を読んでみたり写真に収めたりした。…で、何も無いハズなのにご丁寧に階段を取り付けてくれていたので足元に気を付けながら階段を登って行く。特に何も無いが、穴が。盗掘しようとしたアホな人民がいるようだ(笑)。って事でココも後にする。
 次は『二妃墓』と言う所を捜索するのだが…オイラの体が限界に近かったってのと、付近を聞き込んだにもかかわらず情報が無かったので許昌市内に戻る事を決めて、バスを止めてチャリンコを搭載して許昌に戻りました。

 で、チャリンコを返却するのだが…オイラは2人に頼んでチャリを引いて返却する事にして貰う。こうすればパンクがバレない(笑)。って事でチャリを返却する。…ってゆーか何も言って来ないけど?
パンクはレンタル代金の計算内なのか(笑)?
と思いながら時計は既にPM5:00。今日はもう宿探しに入ろうと言う事で、宿探しに。1軒目断られ、2軒目部屋が無駄に広くて寒い。3軒目は3つ星で高い(笑)。4軒目にやっとお湯がキチンと出たのでココなら…と思ってOKを出す。で、いざ手続きして部屋に入ったら…暖気が出ない(T_T)。って事でフロントに抗議に行くと、気持ち出て来たが…これじゃ効果無い…。で、PM6:45まで部屋でマッタリした後、荷物の回収とメシ食いに外へ。
 今日のメシは宿を探している途中で見付けた「餃子専門店」へ。…入ってみれば閑古鳥〜(T_T)。で、とりあえず砂鍋(日本の土鍋)と餃子を注文。…餃子は60個で8元か…3人だから大丈夫でしょ。と思って料理を待っていると、最初に茹でた骨付き肉が出て来た。「…コレは?」と聞いて見たら「それが注文した奴だ。」と。すかさず「え?砂鍋とじゃないの??」と問うと、
「砂鍋で作ったヤツだ」と。
…何だそりゃオイ〜!!(メ`´)凸
…道理で安いと思ったら…と思いながら食ってみると、実はなかなかイケた(笑)
。で、次に60個餃子だが…皮が薄い…つまり冷凍モンの餃子だ。…NUNOさんブチ切れ(笑)。で、食ってみたが足りなかったのでもう30個注文する。今度は違う味の餃子を注文するが…形マッタク同じ餃子が。食べてみてもマッタク味が同じ。…どう違うんだ??と3人で首を傾げる。
ってゆーか冷凍モン使ってる時点で
「餃子専門店」って書くンじゃねェ!!(メ`´)凸

って事で納得のいかないまま精算をする。…30元って安っ(笑)!!で、その後駅に預けた荷を返して貰ってから宿に帰る。

 …やっぱり部屋寒い〜(T_T)。って事で最初にフロに入れさせて貰う。お湯はしっかり出るし風呂もあったのでゆっくり湯に浸かって疲れた身体を癒す。…と言うかあのチャリの影響で内股も痛い…(T_T)。で、3人ともフロから上がった時点で明日のコースを考えたり、資料の整理をする。…などとやっている内に、新年を迎える(笑)。2人は新年明けに早々と寝てしまい、オイラもAM0:45に眠たくなって、日記を書いてる途中だったが寝ました…。

教訓:レンタルチャリは出来るだけまともなのを選ぼう。



 
1/1(火)
題名:新年早々、瓦の落下


 明けましてオメデトウ御座います!!
…いや、中国許昌とオイラ達は全然めでたくなかったンですが。(笑)  って事でAM7:00に起床。外がまだ暗い上に部屋が寒い…。って事で、とりあえず部屋の電気を点けて日記書き。で、AM7:50頃にROVERさん起床…と思ったら…座ったまま寝てる…スゴイ…('^_^;)。で、AM8:00にNUNOさんが起床。…しかし、2人とも部屋が寒くて布団から出る気がしないらしい(笑)。で、AM8:50までに宿を出る準備をして、AM9:00には宿を出る。

 荷物を預ける前に腹ごしらえと言う事になり、飛び込みでメシ屋に入る。で、入ったお店にNUNOさんが「米線」を注文。オイラの大学の一部でも「米線は美味い!」と言う話を聞いていたので、結局3人ともソレを注文する。で…すぐに出てくるのかと思いきや…30分位待たされた(--)。で、やっと出て来た「米線」だが…ココで食ったのは特記する程ではなかったが、その量にビックリ…いやコレ2人前位あるだろ…。で、3人ともガッツリと食って、値段を聞いてみたら5元も掛かった…まぁ納得('^^;)。って事で、メシも食ったので火車駅に荷物を預けて、まずは西に行く長距離バスを探す。で、発見してバスに乗り込む。代金7元とチョット高めだが、バスが豪華だったのでまぁ納得…。って事でバスで出発♪

 で、西に行く途中で人民が乗り込もうとワラワラ寄って来るが、値段を聞くと渋い顔してバスから離れて行く(笑)。まぁ、それでも乗ってくる人は居るようで、バスに乗せるのだが…もう一杯で座れないし立つスペースがほとんど無いのにも構わずガンガン乗せようとする。これを見てると、今の中国人が正に『エコノミックアニマル』だろ…と思う今日この頃。そして、隣りの区に到着!

 到着後、2つのバスターミナルを周って目的地近くまで行くバスがあるかを確認。しかし見当らず…。って事で別の方面のバスに乗って、途中下車してバイタクに乗っていくルートを選択。その前トイレに入っておく。…そのトイレで…オイラのズボンのファスナーを開け閉めするヤツの持つ所がポロっと取れてしまった…。開け閉め面倒になったよ〜(ToT)。で、バスに乗り込んで20分程で到着。

 早速降りた所で待ち構えていたバイタクに囲まれる。最初の目的地は『司馬古城』だ。バイタク共は資料を見てスグに分かったらしいので、先にソコに案内して貰う。…で、バイタクに乗り込んでから3分程度で到着。辺りを見回すと…土山が1つあるだけで一面畑。れ、れれ??で、NUNOさんの聞いた話によると、確かにココが『司馬古城』だが、畑にする際に石碑等を全部取っ払ってしまったらしい…。もしバイタクに乗ってなかったら…きっと分からなかっただろうなココ…。
 さて次は本日のメインディッシュの『郭嘉故里』だ。バイタクのオッチャンと交渉して、とりあえず近くまでやって貰う事に。しばらくバイタクに乗っていたら、賑やかな街並みに出くわす。…ココがとりあえず、郭嘉の生まれた町らしい…。って事でNUNOさんがこの辺の住民に聞き込むと同時に、バイタクの運ちゃんもお店に入って聞き込んでくれた。歴史に熱い運ちゃんだなぁ…。
 で、オイラはその間に今後北へ進む事を考えてココでニット帽を買う事に決めた。でもって何でもいいや〜って事で近くのお店で適当に見回って、頭に入るかどうかだけを確認して、すぐに値段交渉に。…結果、15元で交渉成立。…上海で買うより少々安い位かな…。と思って袋ごと貰って、
中を確認してビックリ!!なんとマフラーまで付いてた!!これで15元は安い(笑)!
 さて、肝心の遺跡の方はどうなっているのか?!…ってNUNOさんとバイタクのニーチャンが人民に囲まれてる…。どうやら地元民でもワカラナイみたいですな…。で、とりあえずROVERさんの資料を基に、とりあえず川がある近辺までバイタクで進む…と、橋が。で、ふと橋の隅に目をやると…亀の石像が!!今まで遺跡を見た中で、亀の石像の上に石碑を建てるケースが多い。と言う事はコレの上に建っていたであろう石碑が『郭嘉故里』と書いてあったのでは?!って事で近寄って見てみる。…亀の頂点を見ると、その碑石が乗っかっていた跡が(T_T)。で、3人で下の川っぷちに何か無いか見に行くが、当然何も見付からず。その時、そこをたまたま通りかかった人民がバイタク運ちゃんに話し掛けていたので、オイラ達も戻ってNUNOさんとバイタク運ちゃんを通じて会話する事に。話を聞くと、ココに1990年代までは碑石も廟もあったらしい…惜しい、実に惜しい…(T^T)。って事で、その以前廟がある所を聞いて見たら…目の前を指差す。家と家の間に不自然に畑になっている(笑)所がそうらしい…。マァとりあえず、情報収集も出来たし戻るとするか!と言う事で再びバイタクに乗って元来た道を引き返して行きました。…しかし、この郭嘉街にもバスが通っていたとは…('^_^;)。

 そして、次にバスに乗って許昌の北隣りの街へ。バスに一本乗ってそのまま到着。で、バイタクを捕まえて、まずは次の目的地『洗硯池』へ。バイタクのオッチャンは知らないらしい…ので、とりあえず近くに鎮政府があるのでソコで聞き込みをする為に鎮政府に向かう。で、到着してNUNOさんと聞き込み。…1件目で教えてくれた、と言うか、スグに分かるらしい…。って事で、バイタクに戻ってその事を言うと、そのバイタクオッチャンが何故かビックリして、オイラ達が聞き込みに入った家にワザワザ聞きに行った(笑)…どうやらバイタクオッチャンはココが地元らしい('^^;)。
 と言う事でサクッと『洗硯池』に到着!!…ま、水の綺麗さは期待して無いが…。人民は硯じゃなくて洗ってるし(笑)。大きさは資料にあるのより少し小さ目。半分は畑にされているようだ…。で、碑石には近所のガキの落書き。とりあえずソレを落として、刻まれている文章中に「洗硯池」を確認。って事で池と碑石を写真した後「じゃあ戻ろうか〜」と3人とも思っていた所、いきなりバイタクオッチャンが「ココまで来てアレを見ないのは惜しい!」と何やら熱く勧め出した。ので、じゃあとりあえず行ってみようか…って事でバイタクに乗って移動する。
 で、到着した所は何だかよくワカラナイ祠。碑石を読んで見ても、全然三國志とは関係無い。祠の中に祭られてるのは…?と思い、NUNOさんが隙間から中を覗き込んでいたその刹那、
 
バゴッ!!!!!!

 なんとNUNOさんの頭に上から落ちて来た瓦が直撃!!

 当人何が起こったのか分からず、とりあえず頭から血が出てない事を確認。その後NUNOさんかなりの不安に襲われる。その後オイラとROVERさんが祠に近寄らなくなった…。で、バイタクオッチャンに「他にまだあるけど行くか??」と勧められるが、「ウチらは三國志専門だからやめとこうか。」と言う事で断る。と言う事でとりあえず引き揚げようと言う事になり、オッチャンもしぶしぶ引き揚げる。…しかし、NUNOさんボーっとしてるけど…大丈夫かねぇ…。
 で、とりあえず元来たバスターミナルに到着。NUNOさんは相変わらずボーッとしている…。で、今の時間はPM4:30…もう時間はギリギリ。この後の『鐘ヨウ墓』を探そうかどうしようか…。NUNOさんの「瓦事件」もあるし、今日は諦めて宿に帰りましょうか…と言う事に決め、許昌に戻るバスに乗って帰る事に。

 …で、許昌に到着したのがPM6:30…1つの区を移動するだけで2時間も掛けるなよ…しかも訳のワカラナイ農村道に入って行くし…('--;)。って事で許昌に戻って来た後、宿を探す。先日泊まった宿の近くを探し、部屋の確認。今日は部屋の温度優先で調べる事で部屋に入ると、暖気が感じられた。…って事でNUNOさんと話して今日はココに泊まろう!って事になる。じゃ、メシ行こうか〜って事で、今日はココの宿の2Fにあるメシ屋に入る事に。
 で、今日こそ砂鍋を注文(笑)。で、適当に具を注文して、鍋が来る。…しかし、今まで見た事も無い形だが…??で、ソレをどうするのかを見ていたら…真ん中に炭を入れて、周りの水を沸騰させるNUNOさん曰く『タイ式』だ。…そんじゃ、このバーナーみたいな縦長のは??と思ったら、熱気に触らないようにする為の蓋だった。って事で3人で砂鍋をガッツリ食う。その間、注文受けの人民ネーチャンが冷たい手で自分のケータイからメールを飛ばし捲くっていた(笑)。で、食っていたら既にPM8:30(笑)。になったので、部屋に帰る前に先に駅に預けた荷物を取りに行き、帰りにスーパーに寄って切れそうな単三電池を補充しておく。ROVERさんとNUNOさんはお菓子を買って、新年を送る準備に(笑)。
 そして宿に帰ってしばらくマッタリした後、明日の行動を確認する。明日は主に市内と許昌の東側を探索する…と言う事を決め、各自明日の準備へ。NUNOさんはとっとと寝てしまい。ROVERさんもPM11:00頃に寝る。オイラも日記を書いていたが、書き終えずにPM11:45に寝ました…。

教訓:遺跡捜索先は訛りがヒドいので、バイタクニーチャンを使って地元人民に聞き込むのもアリ!



 
1/2(水)
題名:防空壕にされたお墓

 目が覚めたらAM7:00。暖気が出て来てなくて寒いので、日記を布団の中で書く。無論、寝ながら…(笑)。で、AM7:30頃にROVERさんがムクリと起き…たまままた寝る(笑)。で、AM8:00になるとNUNOさんも起きるのだが…今日は調子が悪いらしい…。ので、今日はココにもう1泊して体調を整える事にする。…まぁ、昨日が昨日だしねぇ…。と言う事で、朝飯はマック(マクド)で済ます事にして、3人でマック(マクド)へ。
 で、マック(マクド)で各自注文。で、3人でメシを食い終わって、NUNOさんは食が遅いし今日は休養するのでROVERさんとオイラで先にマック(マクド)を出て最初の目的地『曹彰墓』へ向かう事に。

 バスターミナルから北東に向かう長距離バスに乗って1時間半近く掛けて遺跡近くのバスターミナルへ。さて、ココからバイタクの集団に聞き込みをすると、後から後からワラワラと別のバイタクオッチャン達が寄って来る。で、ROVERさん所有の資料を見せながらつたない中国語で説明すると、1人知っていると言う見た目結構高齢のバイタクジーチャンが知っているらしいので、彼のバイタクに乗っかる事にする。

 で、ひたすら北へ向かう。繁華街も切れて寂れて来た…遺跡が近くにあるっぽい環境になってきたぞ…。と思っていたら、途中のガソリンスタンドの手前で止まる。『ん?給油か?』と思って様子を伺っていたら、バイタクジーチャンが来て「アレアレ。」と言わんばかりにこんもり盛られた土山を指す。…アレが『曹彰墓』かぁ?とりあえず。よくワカラナイながらもそのバイタクジーチャンの話を聞く。『曹彰墓』は元々もっと南にあったのだが、ココのガソリンスタンドの土山に移されたとか。…理由までは聞き取れず(T_T)。とりあえず、バイタクジーチャンを先に戻らせて、この付近の人に同じ事を聞きこんで見ると、やっぱり皆あの土山を指す。…じゃあ登って見ましょうか!!って事でその土山を登って見る。
 …が、何も無い…。いちゃついてるカップルが居る以外は土山の上にコンクリートを敷いてあったり、なにやら浅い井戸っぽいのがあった。とりあえずROVERさんと2手に分かれて、何か無いか探索してみる。…で、その土山の脇に「軍用〜進入禁止!」みたいな事が書かれている。で、どうやら入ろうと思えば入れそうな所があったので中を覗いてみると…ゴミばっかり('^^;)。中には何もなさそうなのでそのままソコを後にして別の方向を探しに土山の方に登ると、既にROVERさんが居た。どうやら何も無さそうですな…って事で山を降りる事に。で、土山を見ながら下りていったら…なんか窪みが??ココには何があるの?と思って2人で先に進んでみると…何やら防空壕みたいのが!!入り口は塞いであるケド、中を確認出来る位に壁が壊されていたので首を突っ込んで中を確認してみたら…暗くて落ちているモンがよくワカラン…。が、更に奥に部屋があるのを確認。…まぁ、ROVERさん所有の資料が1965年の資料なんで、この37年間の間に何があってもオカシクないけどさ…('^^;)。って事で2人で遠景の写真を取って、その場でバスターミナルまで行くバスが来たのでソレに乗ってさっきのバスターミナルまで戻る事に。

 そして、バスターミナルに戻って来て次の目的地『射鹿台』に向けて許昌市内に行くバスターミナルに乗って、途中下車。そして別の方面に行くバスに乗り換えて行く。…と思ったらどうやら違う方向に行ってしまったらしい…(道ワカラナカッタのでROVERさんに任せてしまった)ので途中下車。して、ぼちぼち歩きながら途中でバイタクをとっ捕まえる。そのバイタクに乗って一気に目的地の『射鹿台』に到着!!で、到着してからすぐにバイタクニーチャンが「帰りも乗るか?」と勧めて来たが、途中で許昌行きのバスが通ってるのを発見したので断る。それでもバイタクニーチャンは歴史に熱い人みたいで、『射鹿台』の案内や説明をしてくれた。…しかし、一体何を話しているのか聞き取れず…(T_T)。でもって写真を取っている間にバイタクは戻って行く。で、オイラ達はバスの通っている道まで歩いて出て、バスの行き先を確認してから、許昌へと帰途に着く…。

 許昌市内に到着したのがPM2:00。次の目的地に行くにはチャリを使うので一旦チャリをレンタルした後にNUNOさんの体調を見に、宿に向かう。戻ってみたら、大分回復しているようだ。昼飯はカップ麺で済ませたらしい。…で、話を聞いてみればオイラ達とマック(マクド)で分かれた後、『春秋楼』を見に行ったとか…病み上がりだけど流石「遺跡捜索人」ですな…(笑)。でもって、チャリで市内の遺跡を見に行くと言うとNUNOさんも参加。と言う事で再び駅前のチャリレンタル屋に行って、NUNOさんもチャリをレンタル。…という所で危うく昨日オイラが乗っていたチャリを借りそうになったので「これ壊れてる」と拒否して、別のを借りる。

 そして、最初に向かったのが『八龍塚』。チャリでひたすら北東方面へ。で、近くに到着すると…先に中国人の若い女子達(若いだけだった(爆))が、ワイワイ言いながら先に『八龍塚』へ登って行ったケド…彼女らはココの由来を絶対に知らないな(笑)。で、登ってみると、塚の周りに8つの大木が植えられていたが…その内数本が枯れていた。この大木は八龍と謳われた荀イク一族8人がそれぞれ宿っているらしいんだが…その内数人は…チーン(爆)。で、何やらその八龍塚を管理しているジーチャンからパンフレットらしきモンを頂いた。どうやら八龍塚の由来が書かれていたコピーらしい。後でさっきの中国人女子達も、戻ってきてそのパンフ貰ってやがった。
君たちも少しは勉強しよう(笑)!って事で次の遺跡へ。
 次は更に北東に向かって『董妃墓』へとチャリを進める。…ココってかなり外れの辺りなんですけど…よくコンナ所発見したなぁROVERさん…('^^;)。で、近寄ってみたら…発掘か盗掘か…痛々しい穴が…。その土山が掘られ、その中からレンガ積みの建築物が窺える。そのレンガの一部が落ちていたのをROVERさんが拾い上げてオイラに「このレンガの横にあるバッテン(X)は、博物館の資料によると漢の時代を象徴するマークらしいよ。」と説明してくれた。…まぁ、盗掘されてしまってアチコチ穴ぼこぼこだけど…。

 それでは帰途に着きますか!って所で…ROVERさんチャリのロックを落としてしまう('^^;)。で、その帰途途中に地図に乗っかっている『蒋幹墓』を探す事に。…しかし、近くで聞き込みしても誰も知らない…。とりあえずPM4:30になったので宿に戻ろうか…って事でチャリを帰してから宿に戻る。後でROVERさんの資料に「『蒋幹墓』は既に消滅済み」って書いてあったらしい(笑)

 で、部屋でしばらくマッタリした後にオイラは上着を洗う事に。…と言うかこの時期の水は非常に冷たい〜~(ToT)~。って事でお茶用のお湯を使って少し温くして洗う。で、上着をトイレ内に掛けられる所があったので掛ける。明日までに乾くでしょ…。って事で、PM7:00になったので昨日と同じくココの2Fでメシを食う事に。
 今日はフツーの中華と言う事で、色々とNUNOさんと注文をする。どうやらココには京醤肉絲があったので魚香肉絲と一緒に注文。で、3人なんだけど5品注文してしまう('^^;)。で、今日は御飯が切れてしまって無くなったと言うので、仕方なく焼き蕎麦を3人前注文する。…で、持って来たと思ったら…コレ焼きうどんジャン(笑)!しかも…3人前を3つも持って来やがった(T_T)!!と言う事で、NUNOさんとROVERさん2人で「食い切れないね〜」と言い合っている間、オイラはあの3人前の焼きうどんを完食(爆)
2人とも驚きの表情…当たり前かもシレナイが…。

 で、メシも終わって部屋でマッタリした後、ROVERさんは途中で買ったタバコを吸ってから急に咳き込むようになってしまった…。で、ROVERさんはPM9:00に就寝。NUNOさんも病み上がりなのでその後に休み、オイラはPM11:15まで日記を書いて、結局書き終わらずに寝ました…。




 
1/3(木)
題名:空腹?ナニソレ??

 一旦AM4:00に起床する。なんかバスのクラックションが鳴りまくってる…。で、起きてから1時間位眠れなかったが…次に目が覚めたらAM8:20…('^^;)。ROVERさんが既に起きていた。で、そのままトイレに入って、とりあえず詰まっているモノを出せるだけ出してみる。…前日にヘソをいぢっていた効果が現れた(汚)!!でもって、AM9:00にチェックアウトして、すぐに近くの3ツ星ホテルへ移ってチェックイン(笑)。やったぁ!鍵付きだ(爆)!…というのも、招待所だと鍵は手渡されなくてドアを開けて貰う時は服務員に言って鍵を開けて貰うのだ。…さすが3ツ星(笑)!って事で、3人で部屋に入ってマッタリ〜♪…3人とも3つ星ホテルに泊まるような財政じゃないし、体は既に招待所に慣れているので…なんてリッチな思いに浸っていたらAM10:00になってしまった(笑)!ので3人とも焦ってホテルを出て本日の遺跡へ('^^;)。

 今日は南方面の遺跡探索…だが、バスに乗る前に腹ごなし〜て事でチョット大き目の肉まん(包子)を買う。…が、オイラはどうも食う気が起こらない…って事で、その近くの売店にヨーグルトが置いてあったのでソレを買って飲む。…で、その状態で南に行くバスを探す。で、聞き込んで南に行くらしいバスを教えて貰って乗り込む。で、お金を支払ってバスは出発♪

 …で、40分後位にバスのネーチャンに声を掛けられて、外に見えるバスを指して「アレに乗り換えろ!」と。って事で3人で乗り換えてバスを出発するのだが…なんかオカシイと感じる…。2人もソレを感じたのか、地図を見だす。…で、ふとNUNOさんが「これ行き先間違えてます!」と…。どうやらウチラが目的とした地名に良く似た地名があったらしい…。南に行く所だったが、地図によると北東に向かっていた!って事でとりあえずバスを降りる。

 で、降りてしまったバスが行ってからNUNOさん「…帽子バスに置き忘れた!」…(T_T)。その後、今後どうしようか…を2人で相談していた。その間、オイラはムチャクチャ気持ち悪くなったので2人から離れて、少量だが吐いてしまった…( >o<)。昨日さすがに食い過ぎたらしい…。結局この日のバス日程は全て気持ち悪かった…。で、2人の相談の末、一旦許昌に戻る事にして、折り返して許昌のバス捕らえてバスに乗る。…バスの中に人民が一杯で座れなかった…。

 再び許昌に戻って来て「今度はキチンと聞き込もう」って事でバスターミナルの中に入って行って、目的地の少し手前の場所を聞き込む。と…「市内の3号バスで行けるゾ」と。…市内バスで行けるとは不覚!って事でその3号バス停を地図で調べて、そのバス停へ。

 そして3号のバスに乗り、とりあえずバイタクがありそうな所で一旦下りるのだが…下りてから…バイタクが居ない!!って事に気が付く('^^;)。コレじゃ移動の仕様が無いが、とりあえず聞き込みを開始する。…どうやらまだ7q位先らしい…。仕方ないのでまた3号のバスに乗って、今度は終点まで乗る事にした。

 さて終点で降りると…バイタクが居た!って事で最初の目的遺跡『受禅台』へ。3人でバイタクに乗り込んでしばらく走る…で、最初の目的地『受禅台』へ到着!2人曰く大体12q位走ったらしいが、先に10元だけ支払って待って貰う事に。で、『受禅台』の入り口が民家の入り口だったが3人でズンズン進んで行く(笑)。で、その土山に登って周囲を見回す。ソコでROVERさん「碑石が無くなってる!!」と('^^;)。…コンナ所盗掘しても何も無いのに…。で、更にROVERさんは「バイタクで通って来た通りは、以前来た時はまだなかったよ。だからドコを通って来たのか解らなかった…。」と。で、その以前ROVERさんが通って来た裏道のような通りから、その近くにあるらしい『先帝廟』へ。

 …バイタクには待って貰って(笑)、聞き込みながら15分ほど歩くと、その『先帝廟』へ。…しかし、扉は閉ざされていた。ので、オイラとNUNOさんと手分けして扉を開けてくれる人を探してみる。で、NUNOさんの方で「裏から周って入れ」と言われた(らしい)ので、とりあえず裏の方だと思われる横道…を抜けたら、さっきバイタクに乗って通った大通りに出る。…そして、ソコをさっき乗って来たバイタクが走り去ろうとしていた所だった(笑)。どうやら待ち切れなくなったようだ('^^;)。で、向こうも気が付いて寄って来て話す。オイラ達はまださっきの受禅台の写真を撮ってなかったので、先にバイタクを帰してオイラ達でその受禅台まで歩いて戻ってから写真。コレにてココは終了。
 …って事で帰りのバイタクを探すが、バイタクが見当らない…。仕方ないので、とりあえず帰り道に向かって歩く事にする。で、ソノ辺を走っているバイタクをとっ捕まえて、とりあえず最初にバスを降りた所まで言って貰う。途中なんかどっかの家の前に止まったと思ったら、家の人バケツで何かを持って来た…ってガゾリンかい(笑)!…ガゾリンをバケツで汲むなよ('^^;)。

 さて、ようやく最初にバス降りた地点まで戻って来た。…で、バイタクの運ちゃんが「20元」と言って頑と譲らない。NUNOさんココで一発猛抗議!!…その間オイラはオロオロしていた(笑)。で、会話の内容を聞いていなかったのでよく解らなかったが…中国語を話せないハズのROVERさんが中国語を使って入って来た!( ̄□ ̄; )!?…ビックリ('^^;)。で、結局行った時と同じ10元にしてバイタクを追い返す(笑)。…やっぱりNUNOさん中国語上手だなぁ…。
 で、気を取り直して次の目的地『徐母墓』と『伏后墓』に。また同じようなバイタクを捕まえて、案内して貰う。受禅台を行った道の途中まで出て、受禅台と逆の方へ行って、途中で曲がると…すぐソコに『徐母墓』があった。墓の手前は畑。コノ墓も畑になる行く末なのかなぁ…(T_T)。で、墓石の裏を見たりした後…なんか奥に「作りかけの関帝廟」が。入ってみたら…地元民の溜まり場だった('^^;)。で、適当に中を見渡した後に次の『伏后墓』へ。
 到着してみたら、畑の中にポツンとデカい土山が。で、その土山の手前に小さな祠が。まずはその全体像を写真。で、その祠の前に向かってみたら…祠に人民が溜まっていたが、通して貰って中を見てみたら、伏皇后の人形が飾ってあった。…で、その祠の前に半分埋まっている碑石が。NUNOさんの見る所によると「健康について祀られてるみたいですね。」と。…う〜んさすが('^^;)。で、ROVERさんはココでもお線香をあげたかったようだが、お線香が無かったようなのでじゃあコレにて許昌遺跡捜索は完了!って事で帰ろうとしていた所…人民の1人がお線香をダッシュで持って来た(笑)。いやもう帰るって('^^;)。って事でバイタクとバスに乗って許昌市内への帰途に着きました。

 で、豪華宿に戻ってまずオイラがした事は…トイレに篭城('^^;)。カナリ気持ち悪い…と言うか苦しいので、自分の喉の奥に指突っ込んで昨日食った焼きうどん等を吐く。…かなり苦しい(>_<)。完全に消化不良だぁ…全然腹が減らない…。って事で、とりあえず30分位でトイレを出て、PM8:00まで豪華部屋でマッタリ〜。で、本日はOFF最後の日なので最後位北京ダックの食べられるお店に行こう!と言う事で、PM8:00にその北京ダックのチェーン店のお店へ。

 …で、お店に入って料理を見てみると、100元で10人前の料理があるけど、食い残すのはイヤなので68元の北京ダックを注文。北京で食うとおそらく1人で100元位するでしょ…さすが許昌、物価安い…('^^;)。しかし…何が出て来ても食えない…(T_T)。で、適当に料理が出て来た所で、ようやくメインの北京ダックを目の前で切ってくれる実演(?)が。NUNOさんとROVERさん美味そうに食ってるな〜クソー(T_T)。とりあえず少しムリして北京ダックをつまみ、店を出たのがPM10:00。PM9:00頃には既に店の従業員がメシ食ってたし(笑)

 そして宿に戻ってから、当然気持ち悪い…。やっぱり北京ダックかなぁ…。でも流石に出す訳にも行かなかったので、薬を飲んでから2人を差し置いて先にクタバリました…。

教訓:食べ過ぎ注意。旅行先での食べ過ぎはホントにやめましょう…。



 
1/4(金)
題名:それぞれの道へ…

 目が覚めたらAM4:30。で、そのままトイレに駆け込んで1時間ほど籠城して、上からはもう出そうもないので下から出せるだけ出す。で、出し切ったかな…と思った後、おそらくこのままフロに入る時間無くなる事を予想して、そのままフロに入る事に。で、フロから上がった後もまたトイレで踏ん張る。…一通り終えてトイレから出て時計見たら既にAM6:30(笑)。2時間も篭城していた…('^^;)。で、日記を書こうと日記帳をベッドの上で開いたまま…気が付いたらNUNOさんもROVERさんも起きていた。ソレもそのはず…AM8:20(爆)。そのまま起きて少し準備をしてから、AM8:30にホテルのサービスの朝飯。…当然腹が減ってないので少し食うのをためらうが、お粥とホットミルクがあったのでソレでとりあえずお腹を埋める。でも30分もしないうちに引き揚げる。2人とも昨日の北京ダックが残ってるみたいで('^^;)。でもってAM9:30にチェックアウトして外に。

 で、バスターミナルに控えている鄭州行きんぼ高速バスに乗り込む。『許昌遺跡捜索OFF』は昨日で終わりなので、今日はそれぞれの道に向かうだけ。って事でAM10:00に許昌を離れて鄭州へ出発♪

 …で、3人ともバスの中で爆睡しながら、気が付けばAM11:00過ぎに鄭州に到着していた。で、その到着したバスターミナルから火車駅の向かいにあるバスターミナルに移動する手段を探す。やたら混んでいる正規のバス・やたら呼び込みやっていて、番号入ってるけどムチャムチャ怪しいバス・3人だからタクシー…の3つの選択肢になった。3人とも混んでいるのはイヤだったのでその呼び込みバスに乗る事にした。で、3人で乗る時にその呼び込みやっているジジイが「お前の服カッコイイな!」オイラに向かって。…メチャメチャ怪しい…。で、乗ってやっとバスターミナルから動いて路上に出た所で乗車代金を支払う時に…
さっきのジジイが、「お前のバッグ、デカいからもう1元追加な。」と言って来やがった(怒)。
…なんでバス発車してから言うんだよ…そのイヤらしい根性が許せん!!って事でしばらくしらばっくれる(笑)。が、聞き取れない中国語でベラベラしゃべる。何言ってるかワカランけど、とりあえずコッチは黙ってガン飛ばす(笑)…まぁ、今回は一応団体で行動しているし、大人しく支払っておこうか…。って事で計2元支払う。…後でよく考えてみれば、混雑してる正規バスに乗って財布をスられるよりはマシな事に気が付く('^^;)ゞ。そして、火車駅近くで降ろされ、「ドコが火車駅なんだよ…正規のバスでも無いクセに…」と捨て台詞を吐いて(笑)歩いて火車駅方面へ。

 で、3人で火車駅の目の前を歩いて居たら、『DICOS』と言う日本には存在しないファーストフードの看板を発見。ROVERさんが「まだ入った事無いから入ってみたい!」と言う事で、チョット早い昼飯のつもりで入る事に。…途中1日8元と言う招待所を通って(笑)。で、中に入って各自注文し、席に座って食いながら話す。オイラはまだ腹が減ってないのでコーヒーだけ注文して飲む。でその席でNUNOさんが
「チキン以外は外れてしまったファーストフードですよ」と(笑)。
…まぁ、ニセ物王国ですから中国は(爆)。

 って事で、食い終わってから3人ですぐ向かいの駅前バスターミナルへ。ROVERさんはこのままココから直接【石家庄】へ向かうので、【石家庄】行きの高速バスチケットを購入。オイラとNUNOさんはこのままその石家庄手前の【邯鄲】にて遺跡を探す。【邯鄲】行きはそのままバスに乗ればイイので、とりあえず待合室に入ってトイレを済ます。…ココのトイレはタダだけど、水が出ないので手が洗えない…('^^;)。って思っていたら、NUNOさんから少し飲み水を分けて頂いてソレで手を洗う。で、とりあえず【邯鄲】行きのバスを探す。…ココ鄭州は中国のほぼ中心位置に値するので、各方面へのアクセスが便利。北京やウルムチ、上海、成都までのバスがごった返している。で、その中から【邯鄲】行きのバスを探し出して、ROVERさんのバス発車時刻まで待機。…しかし、NUNOさんも然る事ながら、ROVERさんはスゴイ…。中国語を話せないのにこの遺跡捜索の旅に身を投じて、純粋に中国滞在が半年。…スゴイ人だ…と言うか、オイラも何かの分野で「スゴイ」と言われる様になってみたいなぁ…なんて考えながら、時間は既にPM1:30。ROVERさんのバスの出発の時間だ。って事でROVERさんとオイラ達でガッチリと握手をかわして、彼はバスへ向かった。…で、そしたらもう外に居る理由が無いので、2人でバスに乗り込んで発射を待つ。で、発車時間のPM1:50までバス内でくつろぎ、時間になったのでバスは【邯鄲】へ向けて出発♪

 NUNOさんと話していて、高速を使って進むハズなので概算でも3時間あれば【邯鄲】に到着すると思ったのだが…到着時間がPM6:30…4時間半も掛かってしまった…(メ--)。まぁ、高速を使わなかったので当然の結果なんだが…NUNOさん車内でキレていた('^^;)。

 やっと邯鄲に到着した!と思って降りて…
2人して一言「この都市はヤバイ!!!」と。
バスターミナルも駅周辺なのに荒れているし街中キタナイしバイタクの運ちゃん達も眼つき悪い
邯鄲って工業都市として発展して、経済破綻してるらしいからかな…('^^;)。で、最初に地図を買い、バスターミナル周辺には余り良い宿が無かったので近くの火車駅まで歩いて、その駅向かいのいくらかマシな宿に入る。

 宿は1人38元と少し安め。ま、1部屋10元代の招待所に泊まって凍死してもヤだし(笑)。で、手続きを済ませている時にホテル内に居る公安が出て来て、ホテルの受付の人と「日本人なんだけど泊めて大丈夫かね?」なんて会話をしていた…。泊まれるんだろうかどうかはチト心配だったが、公安が居るンなら一応は安心ですかな。って事で宿泊。すぐにでも動かなくなりそうなエレベーターに乗って部屋へ。…部屋は何と無く暖かかった。やっぱりそれなりに暖房入ってるか…。って事で、部屋に荷物を置いてメシを食いに外へ。で、NUNOさんは駅前にあった「Mr.Lee」と言うチェーン店のラーメン屋(?)に入って、いつも食べているようであるラーメンを注文。オイラはまだ腹減らないので、NUNOさんがラーメン食った後に外でリンゴを1つ購入。NUNOさんはミカンを買って部屋に戻って、オイラはリンゴの皮剥いてシャクシャク食う。それでも少し足りなかったのでミカンを少し分けて貰う。でその後、オイラはトイレに通いながら日記を書き、NUNOさんも明日の準備や日記書いたりTVみたり、NUNOさんと色々話したり。…身の上話をココに書いてしまうのはどうかと思うので内容は省略('^^;)。そんな感じでPM11:00頃には寝ました…。

教訓:出来れば正規のバスがあればソレに乗る事を勧める。が、混雑しているのであれば怪しいバス乗る事も考えておこう。
そして、ROVERさんOFF会お疲れ様でした!!m(_ _)m



 
1/5(土)
題名:計算できない?人民

 AM6:30に起床。NUNOさんはまだ寝てる…。って事でお茶を飲んだりトイレに行ったりしてAM7:00になる。するとNUNOさんも起き出す。…で、外を見て「え!?まだ暗いよ…」と('^^;)。オイラはノロノロと準備して、NUNOさんもカップ麺食ったりと準備を進めて、AM8:00にチェックアウト。で、NUNOさんは昨日夜に到着したバスターミナルにて荷物を預ける。オイラはソコで売っていた飲むヨーグルトを朝飯にする。…で、ココから個別行動かぁ…と思っていたら、どうやらNUNOさんが付いて来てくれるらしい…スイマセン有難う御座います〜_(_ _)_!!って事で、最初に資料で調べた遺跡の最寄り場所【磁県】へ。

 で、バスに乗ってとりあえずその【磁県】で下ろして貰う。でから、最初の目的地『ギョウ[業β]城遺跡』へ行くのにバイタクの群れに入って聞き込み。地図に載っかっているので昨日距離を計算した所、20q前後あるようなので20元と言うバイタクの交渉に応じる。…しかし、聞き込みした時にソイツだけ「ギョウ城ってドコだぁ?」と他のバイタクの人間に聞いていたので…不安…('^^;)。まぁとりあえず、その『ギョウ城遺跡』のある【三台村】へ。

 …で、バイタクのオッチャン他の人民に聞き込みながら進んでるよ…地元民のクセに知らんのかコイツは…(--;)。で、やっと到着した【三台村】にて『ギョウ城遺跡』を聞き込むと、すぐ近くらしいのでバイタクで行って貰う。…しかし、その三台村にバイタクがあると言う情報なのだが…複数人乗れるバイタクは全く無い。フツーのバイクも通過してるだけ…。ココに来たらずっと捕まえて置く必要があるネェ…。で、やっと到着『ギョウ城遺跡』!!

 周囲を見回すとチケット売り場があるのだが、人が居ないのでまずバイタクに待って貰い2人で勝手に入って中の碑石を見てる(笑)。で、碑石を見ていたら…「お〜いチケット〜」と奥から出て来る。で、チケット代金が10元。で、オイラが10元札を出し、NUNOさんが100元札を出す。で、オイラはソレを見て10元札をNUNOさんに手渡すと、チケットを売るオバチャンは不思議そうな顔をする…『その100元札でチケット2枚を買う。』って事を理解せず、不思議なカオをする(笑)。…計算出来ンのかアンタは(笑)!で、説明して納得し、お釣りを探しに行く…。その間地元でヒマそうなガキ子供が6〜7人ワラワラ寄って来る。NUNOさんは遺跡を見る邪魔になりそうでイヤがそうだった('^^;)。…で、お釣りを持って来た服務員が「70元しかない…」と言い出す('^^;)。仕方なくオイラが20元札を出してチケットを2枚貰い、後でNUNOさんから20元返して貰う。と言う事でガキが付いて来て移動して中を見る事に。
 で、まずは入った所の近くにあった洞窟(?)へ。先に行くと全然見えない…。って事で、この為に持って来たITEM「ライト」の出番!…バッグパックの中の容量に占める割合が結構大きかったのは秘密だが(笑)。って事で早速点けて見たのだが…そのライトだけが明るくて、周囲は全然明るくならない…コレじゃ何の役にも立たん(T_T)。って事で引き返す。
 で、目の前にあった階段を登って行くと、碑石がいくつかあり、その奥に部屋が2つ。…更にその奥にも何かありそうだ。って事でまず碑石を見回す。…特に個人的にHITするモンはなかったので、次に部屋に入る。
 で、部屋に入ってみるとどうやら”ギョウ城・銅雀台の構図”が模型で展覧されていた。壁にはこの村の名前の「三台」についての説明が施されていた。どうやらこの地に『3つの台(銅雀台・あと2つ忘れた)』があるので、この地を「三台」と呼んでいるらしい。…って事で納得して次へ。
 次の部屋は主に陶器やその破片等が展示されていた。…コレってここギョウ城で発見されたモンんなのだろうか…。ココは確かに三国時代当時も使われていたからネェ…。って事でザッと見て次へ。
 次は奥へと足を進める。…奥に何があるのか…と思って見てみたら、部屋ではなくて外に。…で、あったのは石像が数体。…それぞれの石像の位置や向いている方向からして、何と無く評定っぽい感じがする。…で、その石像の周囲を見回すと、奥にポツンと小屋が。NUNOさんがガキ子供に「アレ何?」と聞くと「祠だよ〜」と。続けてNUNOさん「誰の祠?」と聞いたら、「知らない」…日本のガキ子供と一緒だぁ〜(笑)。その後、ココの管理の人が来て子供をどやし、子供達はどこかに行ってしまう。
 で、更に周囲を見渡すと、横に工事中だが石像のある所を発見。後で行ってみる事に。で、見る所はコレで終わりなので出ようと思った所にオイラはさっきのライトで最初に入った洞窟(?)に行ってみる事をNUNOさんに言って、先へと進む。
 で、洞窟に入って…やっぱり先が見えない。と言う事でさっきのライトを点けて、ライトの周囲5pを便りに上下左右に忙しく動かしながら少しずつ先に進んで行く。…で、途中横に抜ける所があるのか?と思ってライトを頼りに入ってみたら…畳半分位の広さの所に。で、何か無いかとライトをアチコチ動かしていたら…地面に何かラグビーボール位の大きさのカプセルっぽいモノが
…まさか、コレ…骨壷じゃ…( ̄□ ̄; )!?
…特にビビりはしなかったが、もし骨壷なら葬られた方に失礼なので元来た道に戻る事に
して、先に進む。すると…明かりが!出口だ!…って事で出口を出て見たら…遺跡の横から出て来ただけだった('^^;)。って事でギョウ城遺跡を後にする。
 で、入り口から出るとなにやらバイタクの運ちゃんがブツブツ言い出すが、先に待って貰って正面入り口と碑石を写真してから、ギョウ城の横にあった石像群の正体を見に行って見る。

 …その建物の名前は「探検城」…ヒドイネーミング('^^;)。で、入っていくと…入った所でネーチャンに止められて、中に入るのに5角支払って奥の方まで行って見る。中はまだ工事中で工事やってるオッチャン達が。で、アチコチに石像があったのだが…誰が誰だかマッタクワカラズ(笑)。そんでもって更に奥に行って見ると…建物が2つ。1つは迷路らしい建物で、もう1つは未完成のお化け屋敷みたいだ。…多分テーマパーク化しようとしたんだろうなぁ…でも、コンナ場所さえハッキリ解って居ないし、しかも広さメチャ中途半端(笑)。って事でNUNOさんと2人で笑いながら、その探検城を後にする。

 で、待たせたバイタクの所に戻ると…ギョウ城管理のオッチャンらしき人が「駐車料金を支払え!」と。…相変わらず人民ガメツイなぁ…と思いながら駐車料金2元支払って、次の目的地『曹奐墓』へ!…その前にココのギョウ城のオッチャン達に知っているかどうか聞いてみたら…知っていた。ので、タクの運ちゃんに説明して貰ってから、じゃあ行こうか!…と思ったが、その前にバイタクオッチャンと値段交渉。で、オッチャンは「50元!」と言い出す。オイラはソレに切れて「30q位なんだから30元で十分だろ!」と譲らない。…困った顔してNUNOさんは間に入って40元で交渉を進めて両方引き下がる…モチロン、コレはオイラの作戦だったが(笑)。って事で続いて次の『曹奐墓』へ。

 …で、ソコに行くまでに30分位掛かった上に、土道で道が悪くてムチャムチャ揺れてNUNOさん気持ち悪くなる…。で、やっと到着した!と思ったら…興味無いので端折るハズの『曹操柏』に行きやがった…(--)。入り口に料金が書かれていたので入ろうとも思わず、下りて2人でオッチャンに向かって『ココは違う!』と文句垂れる(笑)。焦ったオッチャンはその曹操柏から出て来たジーチャンに聞き込み。すると…「アレだ。」と…ココから見えるのか(笑)。って事で曹操柏を背にして再びバイタクを走らせる。…去り際に2人ともその『曹操柏』を写真したのは言うまでも無い…(笑)

 で、ようやく目的地の『曹奐墓』の近くに辿り着く!道悪い悪い('^^;)。畑の中に片輪突っ込んで爆走(笑)してる所、NUNOさんは気持ち悪いし既に目的地の位置がワカッタのでバイタク走ってる途中で降りる(笑)。でもって完全に『曹奐墓』に到着!…その後バイタクのオッチャンがオイラ達の所に来ると…「アレ?もう1人は?」と聞いてくる。でオイラは「アレ。」と小さく見えるNUNOさんを指差すと、オッチャン何やらブツブツ文句を垂れ始める…。って事でオイラは先に『曹奐墓』を見学。『曹奐墓』は小山に盛られた土山の上に建築物があるのだが…資料にあって立ててあった立て札がぶっ倒れて砂まみれになっていた('^^;)。とりあえず周囲を見回して、新しい碑石が建っていたのを気が付いたが、とりあえずこの立て札の砂をある程度払いのけていた所にNUNOさんが追い付いて来た。で、「コレ」と指差す。N「倒れてますね」魂「でもアッチに新しく碑石が出来たみたい。」と言うとNUNOさんはその碑石の方へ。オイラはその建物の方へ行ってみる。で、建築物の中を見てみるが…何も無い…。アレ?小さな石像位はあってもイイんだけどなぁ…('^^;)。まぁ、この土山自体がお墓なんだろうな…って、お墓登ってるよオイラ達(笑)。って事で、建物・石碑・墓全体像を写真して本日のミッションコンプリート!!って事で近くの国道まで出て貰う事に。

 その前にバイタクオッチャン「5元上げろ!遠かったんだから!」って事を文句垂れる。のを聞いてNUNOさん「あぁあぁ、ワカッタからはよ運転しろ」とBikeの方に押しやる。…曹操柏に行ったのは自分で間違えたンじゃネーか…という事を思ったが、まぁ去り際に写真してるんで言うまい…(笑)。で、出発。…この時既にPM1:30を回っていた。でもってココもかなり揺れる道を通る。NUNOさんホントに気持ち悪そう…('・・;)。で、やっと到着した国道沿い。って事でお金を支払ってバイタクを下りる。で辺りを見回すと…どうやらココが「習文」と言う所らしい…バイタクも数台居るし、次から曹奐墓に行く場合はココ「習文」から行く方が便利ですな。で、ココまで来るあのバイタクでNUNOさんもオイラも頭がクラクラしていた…。でもって昨日買った蜜柑を食いながら【邯鄲】に戻るバスを待ち、5分後位にそのバスが来たのでソレに乗って邯鄲に戻る。

 で…バスの中でさすがに2人とも疲れていて寝てしまい、目が覚めたらその邯鄲に到着していた…。でもって更に頭クラクラ状態になっていた…('^^;)。で、ココから先はNUNOさんと別行動なので「また会いましょう!」って事でNUNOさんは邯鄲市内の別の遺跡へと行ってしまった。オイラはこのまま次の【石家庄】に行くので、バスターミナル内を歩いて【石家庄】行きのバスを探して乗り込む。時間はPM2:30。出発はPM3:00との事。とりあえずバスの中でボーっとしていた。腹も減っていたけど頭クラクラしていて食う気が起こらなかったので我慢。で、やっとPM3:00になったので【石家庄】に向けて出発♪

 出発してから少し経つと、気が付いたら寝ていて…PM5:00に目が覚めると…また高速使ってない…(--;)。結局石家庄に到着したのがPM7:00。時間を気にしている客とか居たのでコレでも早かったのかな('^^;)? で、バスターミナルに到着して周囲を見ると…ほとんど真っ暗。『…ココも終わってる…』と感じた。で、とりあえずバスターミナル周辺に宿が無いので北に向かって歩き出す。…しかし、バスターミナル周辺なのに宿が無くて招待所ばっかり…。ココでふと『まさか到着したのは"駅前"じゃなくて"石家庄の南バスターミナル"では!?』と感じ、ソノ辺を走っているタクを捕まえて石家庄火車駅前までやってもらう。すると…案の定だった。どうやら石家庄は邯鄲ほど終わってないっぽい…。って事でその辺の適当な宿に入る。

 宿に入ったら…結構キレイだった。で、60元の1人部屋を取って部屋で少しくつろいだ後、店内で売っていた地図を買ってから食堂へ。で、食堂に行ってから、イキナリカウンターに行って注文すると…「食券買って来い」と('^^;)。って事で食券を買って来て炒飯と餃子を注文。で、出来上がる間に買って置いた地図を見てみると…なんと『黄巾軍要塞遺跡』なんてモンがあるじゃナイですか!!…もうココは別の人任せですな…(T_T)。で、注文した晩飯を食いながら明日の予定を考える。明日はまず石家庄からバスに乗って【正定】に行って、『趙雲廟』を見て来た後、そのまま北京に抜けて1泊しようか、それとも【タク州】で1泊しようか…。ま、コレは後で考えよう…。さて、メシも終わったので部屋に帰って日記を書き、少し書いてから明日の行動を考える。…明日は一旦北京に抜けて、北京に留学してる友人に頼んでおいた上海に帰る火車の切符を取る事にしよう、と決め、PM11:00頃に寝ました…。

教訓:バイタクの金額計算は大体1q=1元。覚えておこう。
NUNOさんOFF会お疲れ様でした!!m(_ _)m



 
1/6(日)
題名:生きた"的"(爆)

 目が覚めたらAM5:30。とりあえずTV付ける。…で、ボーッとしたり荷物の準備をしたりして、部屋出る15分前にカップ麺を作って食う。…って出る時間を5分過ぎてしまった('^^;)。って事でAM7:35頃に宿を出る。

 で、地図を見ながら駅前にある長距離バスターミナルを探す。…駅の南よりに発見し、行ってから次の【正定】に行く為に北京行きのバスを探す。で、「北京〜北京〜」と呼び込みをしているオバチャンをとっ捕まえて「正定に行きたいんだけど…」と言うと「正定!?それなら201のバスで行けるよ!」と言う事でその201のバスを探す事に。まず地図に載っかってるかを確認。…当然ナシ('^^;)。仕方ないのでそのバスターミナルの前になる市内バスが止まっている所で聞き込み。で、聞いて見たら「ココで待っていれば来るぞ」と言うのと「火車駅前だぞ」と…一体どうすりゃイイんだろ?と考えていたら、さっき尋ねた人民から「バス来たぞ!バス!」と教えてくれた。ので、お礼を言ってバスに乗り込む。

 …で、20分位でその【正定】に到着('^^;)。ワラワラとバイタクの連中が寄って来るのを避けて、別の寄って来ないバイタクを探す。すると…対向車線にバイタクが2台。って事で彼らに聞いて見る事にした。まぁ、資料では97年に新しく建設された廟だからおそらくは知ってるだろう…と思ったら案の定だった。で、ドレ位離れているかを聞いてみたら、たった4qと…。コレならひょっとしたら石家庄からチャリで来れる範囲?

 で、とりあえずソコまでやって貰う事に。…で、バイタクの走っている後から見ながら走る道を覚える。…で、とりあえず歩ける距離ではない事を確認(笑)。途中4号のバス停と、1号のバスが通っていた。で、何やらテーマパークが並んでいる所の隣りに科学技術館があり、その道路を挟んで向かいだった…。

 バイタクに待って貰ってチケット料金15元を支払って中へ。…入り口に趙雲像があって、中に入ると…こじんまりとした所に出た(笑)。で、その中堂に『四義宮』と書かれたモノが(笑)。案の定、劉備・関羽・張飛・趙雲だった('^^;)。
 そしてその奥…本堂では大きめの趙雲像があったのだが…その像の後にはチカチカとライトを点けていた。
…「遺跡の威厳」という雰囲気が一気に失せた(爆)
アレさえ無かったらそれなりに立派に見えるのにネェ…('^^;)。
 で、その本堂内右側にココ正定で発見されたと言う「趙雲故里」の碑石があった。で、碑石の裏を見たが何も彫られていなかった('^^;)。って事で写真。で、本堂の中でまたも売り物があった('^^;)ので、パンフレットを買って、本を見せて貰う。…本は趙雲の伝記しか置かれていなかったので買わず、次に中堂と本堂の間の左右にあった建物に入ってみる。
 片方には蜀の五虎将の人形・もう片方には劉備・関羽・張飛・趙雲・孔明の5人の像が。とりあえず写真を撮って、次に本堂の裏に何か無いかを見に行く。
 と…遊技場に('^^;)。最初は的当てで玩具の鉄砲で的を当てるヤツ。で、その次にあったのが…弓矢。
で、的は"フツーの的"と…"鶏"…って、
生きた"的"かい( ̄□ ̄; )!?
…当たった後どうするんだろう…('^^;)。…北京ダック?(それはアヒル)

 って事で、じゃあ帰ろうとバイタクのオッチャンに声を掛けると、「他の所へは行かないのか?」と熱く勧められる。…まぁ確かに正定の観光名所ストリートっぽい所だしネェ…。で、他へは行かないのでさっきの201の停車したバスターミナルに戻って貰う。

 で、来た時のバスターミナルに到着。するとオイラがバイタクを降りた所で石家庄行きの201バスが待っていて、丁度イイ♪と思ってる内にそのバス管理ネーチャンが載せようとする…まだバイタクに金払ってないって…。って思っていたら、なんかそのネーチャンが財布を取り出して…何故か一元取り出してバイタクオッチャンに渡す。…いや、絶対にそれじゃ足らないだろ(笑)。って事で改めて幾らか聞いてみたら「10元」と。…片道4qと待ってくれた時間を入れるとだいたいそんなモンか…。って事でそのまま言い値で支払ってからバスに乗り込む…って、客待ちバスだった…(--;)。

 で、やっと石家庄に戻って来て…まずは新しい時刻表をGETするか…って事で駅前をウロウロする。その途中「スイマセン〜」と話し掛けてくるオバサンが何人か居た。が、ど〜せ旅行客から金を巻き上げる事しか能の無い奴らだろ…って事で無視。するとソコを歩いていた小姐人民3人程に笑われる。…結構頭に来たが、構ったら面倒なのでソレも無視して時刻表を探す。で、新聞を売っている所で聞いてみたら…売っていた('^^;)のでそれを買う。

 さて、コレにて石家庄でやる事は終了したので一路北京へ行く準備。まずはメシ代わりの飲むヨーグルトとバナナを買ってバスターミナルに行き、北京行きのバスを探してお金を支払って切符を貰う。ついでに北京までドレ位時間が掛かるかを聞いてみたら「北京まで3時間」…と。そして30分位待ってから、バスはAM11:00に北京に向けて出発!

 …でもって、北京に到着したのがPM3:00…3時間なんて大嘘ジャン…(--;)。まぁ、今回はキチンと高速使ってたけど…。って事でバスを降りる。…ムチャクチャ風が強い…(><')砂が目に入る…(T_T)。って事でまずは地図を買って今の位置を確認。…北京の安宿『京華飯店』はココから近いジャン!って事でココから歩いて行く事に。

 で、京華飯店に到着したのがPM4:00前。…北京が意外に大きいみたいだ…と言う事にあんまり気が付かなかった('^^;)。って事でとりあえず宿泊手続き。この時期、観光の時期じゃないので客が少ないのを知っているので、ドミトリーに宿泊手続きをする。ど〜せ客居ないんだから1人で部屋使えばイイんだし(笑)。って事で一休みして、北京の友人邸に行く事に。その友人に帰りの上海行きの火車の切符手配を頼んでいたからだ。で、地図を見て確認。…今の宿は北京でも南に位置。そしてその友人の留学している大学は北京の北に位置。…どうやって行こう…。って事で、バス→地下鉄→バスのルートを立てて、宿を出る。

 で、最初のバスに乗ってとりあえず終点まで行くのだが…いくつか止まっている内に客がガーッと降りて行ってガーッと乗って来る。そしてまたそのまま発車する…この繰り返し。…れ?終点はドコ??…どうやら終点も通過して折り返しになったらしい…ソレに気が付かずにずっと乗っていた…(T_T)。もう暗くなって周囲もよく解らないので、仕方なく適当な所で降りてタクって友人の留学先の大学へ。…33元も掛かった(T_T)。

 で、とりあえずその大学へ入ろうとすると。そのタクのオッチャンに「中まで入るか?」と聞かれたけどこれ以上金掛けたくないのでそのまま追い返す(笑)。で、中に入って留学生寮の場所を人民学生から聞き込み。そして、やっと留学生宿舎に到着。…で、友人の部屋を尋ねるが…彼が居ない(T_T)。で、彼のルームメイトが居たのでとりあえずドコかで時間を潰してからまた来る事を伝えて、とりあえず部屋を後にする。で、寮の入り口に椅子があったのでココに座ってボーッとする。…その間、日記を書く。で、彼のルームメイトがメシを買って帰って来た時にまだオイラが居たので、「じゃあ部屋で待っていてくれ」…と言う事なのでお言葉に甘えて彼の部屋に。で、部屋でみかんやらクッキーやらを頂きながらTVを見ていたら…やっと目的の友人が帰って来た!!結局2時間位待っていた('^^;)。で、その後上海に帰る火車の切符を受け取ってから代金を支払い、しばらく話す。…と言っても直接会ったのは実はコレで3度目(笑)。その後PM9:00頃に地下鉄まで行くバス停に案内して貰って、地下鉄→バスと交通を使って宿に戻る。

 宿に到着したら既にPM10:00…。仕方なくメシをカップ麺にして、少し日記を書いてから明日の為にPM11:00には寝ました…。

教訓:北京は意外と広いので市内を動き回る時は少し時間を多く取ろう。



 
1/7(月)
題名:ボッタクリの街『タク州』

 目が覚めたらAM5:30。今日は朝の内に【タク州】を見に行く予定でAM6:30までにメシを食ってチェックアウト。で、宿を出る前に地図を取り出して、「北京南駅にバスターミナルある?」と聞くと、どうやらあるようなので歩いて北京南駅まで行く事に。

 …案外近いか…と思って歩いたのだが、結局30分以上歩いた気がした('^^;)。北京デカいのねぇ…。で、やっと到着した北京南駅周辺に。…?火車駅はドコだ?そんでもってバスターミナルはドコだぁ??と思って少し探し回る。市内バスの駐車場を発見。…いや、確かにバスターミナルだが、長距離のバスターミナルもあるハズ…。と思ってとりあえず表通りを探してみるも、見付からず、結局聞き込みで探す事に。来た道を戻ってウロウロしていたら…やたら表通りにて待っている人民が。その奥からは長距離用のバスが出てくる。…この奥??と思って奥へ進むと、…やっと発見!!…結局火車駅は見付からず(笑)。

 でもってそのバスターミナルに入って【タク州】行き方面のバスを探す。止まっているバスの方面を次々と見ながら歩くと、発見。って事でバスに乗り込もうとしたら「お前切符はあるのか?」と運転手。…仕方なく切符を切符売り場にて買って来る。で、切符売り場で「タク州1枚!」と言うと、何かゴチャゴチャ行って取り合ってくれず。「タク州1枚!!」と話し掛けると「ソコの門を出て右」と…門の外で売ってるのか??と不思議に思ったがとりあえず行ってみると…あった、何故この方面のバスだけココで売られてるんだろ…??で、チケットを買ってその横でウルサイニーチャンが買った切符を『ビリッ』と破いた。…バスの切符係か??と思ってバスに乗り込んで、しばらく待っていたらさっきの切符破ったニーチャンが乗っかって来て、やっと出発!…結局AM7:45まで掛かってしまった('^^;)。

 で、AM10:00に【タク州】に到着!で、次に火車駅まで行ってレンタルサイクルでぐるぐる回る予定なので、火車駅まで行く市内バスを探す。で、聞いてみたら「ソコにあるバスならドレも行くよ〜」と言う事なので適当なバスに乗る。…で、そのまま発車して走っていたのだが…立体交差を上がった所で突然
「火車駅はアッチだ!!歩いていけ!!」と途中で降ろされる。…駅前まで行くんじゃないのかい…マッタクこんなんばっか…。
仕方なく聞き込みながら火車駅に向かう。…で、聞き込みながら進んでるのに、なんだかマッタク駅とはかけ離れたような所に出る…。で、そのまま聞き込みして歩いて居たら…線路に出て来た(笑)。で、その線路沿いに駅が近くに見える。…で、その辺歩いてる人が駅の中をフツーに歩いている…イイのかよオイ…って事でオイラも駅を歩いて見る事に(オイ)で、歩いて駅に侵入。駅員見てるがマッタク気にしてない様子。で、別の歩いている人が消えた方向を見て、オイラも同じように歩くと…扉が。その奥は駅の敷地内ではあるが、裏庭みたいな所に出る。で、更にその奥に通路っぽい所に出るのでソコまで歩くと…どうやら駅前道路らしい。って事で脱出成功♪

 で、やっと駅前に到着してバイタクを無視して、最初に荷を預ける所を探す。…で、小売部の所に「寄存」と書かれていたので、ココか…と思いバッグパックを下ろして預ける。で、コッチがいくらか尋ねる前に「何時までに戻る?」と聞いて来たので、「PM3:00前後には戻って来れると思う」と言うと、
「じゃっ、5元」…って、高っ!!
「何でそんなに高いンだよ!!」と文句をつけながらも、5元支払う(オイ)
…日本人の習性…。
で、荷物を預けてから次にチャリンコのレンタルに。敷金100元を預けてチャリを借りるのだが…思いっきり漕ぐとチェーンがズレる('^^;)。ので、「取りかえろ!!」と文句を言う。のだが…何やらブツクサ言って結局取り替えてくれず。仕方なくまた壊れたチャリンコに乗って遺跡捜索へ…。

 まずは駅周辺にある「桃園飯店」内の石像から。…が、資料の通りに行ってもその飯店が見付からなかったので、帰りに探す事にして先に進む。
 で、チャリで公道に出てひたすら南へ6qほど進むが…なんかひたすら壊れチャリを漕いでいたのでか〜な〜り漕いだように思えた。途中で人に道聞いても「知らん」とか言って逃げるし…。で、中国人達が走る方向と逆走しながらチャリを漕いでいたら…左手の方に思いっきり畑とかをくり抜かれてドデカい石像を発見。…アレか??と思って近寄って見てみる。う〜ん石像の3人は何だか楽しそうだネェ…なんて思いながらその石像の裏に回って書いてある事を見てみると、どうやらコレが一昨年(2000年)出来上がった新しいタク州のシンボルらしい…。って事で、何故かその像の少し奥で痴話喧嘩していた女2人と男1人のうるさいのを差し置いて写真。…丁度石像の3人と対比していた(笑)。さしづめ女性2人は張飛関羽って所か(笑)。
 そして次の『三義宮』へ。その石像の近くに『三義宮 この先300m』と書いてある看板があった。ので、ソレの通真っ直ぐ行ったら…りにとりあえず林っぽい所を抜けた辺りにソレはあった。資料では「2回曲がる」と書かれていたのだが、どうやら1回曲がるだけで済んでしまったようだ…。って事でとりあえずチャリを止めて外観を写真。でもってチケットを買うのだが…チケットを売る人が見当らない('^^;)。って事で堂々と中に入って観光を始める(笑)。するとその三義宮の事務室みたいな所から「チケットー」と声を掛けて来た。って事でその事務室へ。で、ソノ前に立つなり相手が「お前はドコのモンだ?」と聞いて来たので「日本人」と言う。で、事務室の中に入ってから…「チケットいくら?」「30元」…って、入り口にシッカリと『20元』って書いてあったのでソレを差して言うと、20元になる。…コイツラ日本人と見るとボッタクリしやがる…コレだから中国人はヤダヤダ…。でもって更に「本は要るか?」と聞いて来た。とりあえず遺跡関連の物があるかもしれないので見せて貰う事に。…しかし墓や遺跡関連の書物は無かったのでそのまま中を見回る。で、ココは劉備・関羽・張飛の祠なので入り口に入って真正面の祠に劉備が、左側の祠に関羽が・右側の祠に張飛が祭られていた。そしてその奥にはその他の蜀武将人形が猛将・知将と分けられて置かれていた。で、適当に他を見て周って写真を取ってから、外に出て『三義宮』と書かれた石碑を写真する。…その時に貧乏臭い変なヤツが「ニーハオ」と挨拶して来た。適当に挨拶したらソイツはスグに、
「オレに2元恵んでよ、イイだろ?」
と寄って来る。…やっぱり物乞いかコイツ…。って事でそのまま無視してチャリの所まで行くのだが、付いて来る。
…で、チャリの鍵を開けている最中にソイツ、チャリのハンドルを『シッカリ』と握っていた。ので、そのままチャリの後輪だけを持ち上げて「フン!」と勢い良く180゚Uターンして、そのままチャリに乗って入って来た公道まで戻る。その物乞いはもう追って来なかった。
 で、次は『張飛廟』と『張飛古井』だ。で、その出た公道を向かいに渡って、その向かいの方向へ進んで行く道があったので入って行く。で、聞き込みながらとりあえず色々と行って見る事に。…で、アチコチ周ってなんか元々川が通っていた(っぽい)道路を北上して行くと…なんか右手の方に何やら祠っぽい建物を発見。って事でその建物の入り口を探してみると…何やら門に鎖が。怪しい!って事でその門をくぐれそうだったのでくぐって見たら…とりあえず外見カナリ祠っぽい。で、その祠の中に入ってみたら…正面に張飛像が。で、その両横に別の武将の像が。中にはまだ塗っている途中のも。…ココが『張飛廟』か?って事で到着したらしい('^^;)。で、その祠にはどうやら完成する予定の地図が。って事で写真をしてから見てみると…!!次の『張飛古井』が載っかってる!!って事で場所を覚えておく。その後祠周囲を見渡すと…何やら祠の右下に乾燥した草が山と盛られていた。で、その下に碑石の文字が…見てみたら『…故里』と書いてある。『…』の部分は草が積まれていて見れなかった。…まさかコノ碑石って、『故里』の上に『張飛』って書いてあるんじゃ?!と思って草をどかそうとする。…が、余りにも草の量が膨大量なのでどかしていると日が暮れそうなのでどかすのを諦めて次の『張飛古井』へ向かう事に。
 で、さっきの地図通りにさっきの川のあったらしい道をひたすら北に行くと、すぐに見付かった('^^;)。…ココも小さいネェ…。大きさだけなら費[示韋]墓に匹敵するネェ…('^^;)ゞ。で、コレまた柵があったのだがくぐれそうだったのでくぐって、中に入って井戸と碑石を写真。…太陽の方向悪いから写真出来ないかもシレナイケド('^^;)。
 さて、これで残るは『劉備故里』のみ!…って出発しようとしたら人民に話し掛けられる。オイラは中国語を話せたので少し話したのだが、「さっきもココに来た2人組が居て、彼らは中国語話せなくて苦労してたぞ…」と。…三義宮で会ったカップルの人達かな?と思いながら先に進む。で、資料の地図を確認しながらとりあえず三義宮の南にある公道をひたすら東に。で、通る人を捕まえては聞き込みをするのだが…手掛かり無し(T_T)。で、とある人民に聞き込みをした時にその資料を見せて聞いてみたら、
「劉備故里は知らないケド…大樹楼桑村ならアッチだよ」と言われた。
…そうか!オイラの聞き込みの仕方が間違っていたんだ!!
とやっと気が付いて、最初にその碑石のある「大樹楼桑村」を探す事に。…途中道悪くてコケそうになったり、スゴイ所に出て来て畑の中をチャリで爆走したり…で、やっとその「大樹楼桑村」を探し当てた!!…と思ったら…なんとタク州市内の3号バスが走ってるジャナイカ(笑)!!…タク州も恐るべし!!で、その村に入って行って『劉備故里』の聞き込みをする。丁度家に入ろうとする人民を呼び止めて聞き込みをする。資料では横に小学校があるので小学校の場所も聞き込みする。…で、その途中からヌッと出て来た人民が…ムチャクチャ友人に似ていてかなりビックリした(どうでもイイ)。
…彼がオヤジになったらコンナ顔になるのか…(笑)

で、そのまま教えて貰った方向にチャリを走らせると…小学校っぽい所に到着。コノ辺かな?と思ってキョロキョロしたら…その小学校の横にポツンと白い碑石が…あった!!やっと見付けた!!って事で『劉備故里』に到着!で、国家の重要文化財指定なので周囲50mほどは建築物が建てられないらしいのでカナリ広いが、確かに碑石の後は川が流れていたような感じだった。ココに劉備の母親がお茶を投げ捨てたのかぁ…探したらあるかなぁ〜(笑)。って思いながら写真を取って引き揚げる。

 で、時計を見ると…PM3:00をとっくに越えてるジャン!もう戻らないと…って事で村の西にあった南北に伸びるアスファルトの公道をひたすら北に戻ってみる。資料では丁度来る時に渡った橋にぶつかるハズ…。で、途中で糖葫芦(タンフールー)が売っていたので買い、自分への褒美として食う。…ムチャムチャ砂が混じってて砂っぽかった(爆)。とりあえず食いながらひたすら北にチャリを漕いで行くと…資料の通り、その来る時に渡った橋に!って事でその橋を渡って駅の方へ濃いで行く。…もう壊れたチャリはイヤだ〜(T_T)。

 でもって最後に残した「桃園飯店」内の石像だが…駅周辺をいくら見回っても全然見当らない…。で、途中で「タク州賓館」というホテルを見掛け、『まさか…名前変わった?!』と思って、そのホテルの看守集団に聞き込みをしてみる。…なんと、その中の1人が
「桃園ってもう無くなったんじゃなかったっけ?」と。
…ナヌ〜!?
で、「まだ残ってればアッチに」と方向を指して貰ったので再びチャリを走らせる。…でも10分探し回っても結局見付からなかったので諦めてチャリを返す為に駅前に向かいました…。

 そして駅前にてチャリを返してから、まだレンタル料金を支払って無いケド…出発の時に支払ったと演じる(爆)。…でもやっぱり向こうは全然譲らない。…仕方なく2元支払う(笑)。そして次に預けた荷物を受け取るのだが…「PM3:00に戻るって言ってて、戻って来たのPM4:00だから1元追加徴収。」
…ブチ切れ(メ--)凸。…普通は荷物預けるのは1日2元だ2元!!どうして6元も支払わないとイカンのだ〜!!…でも結局支払ってしまう(弱い)
って事で腹を立てながらバッグパックを背負ってバスターミナルまで歩いて帰る。

 …でもってチャリではすぐに公道に出れたのだが…歩くと結構掛かった('^^;)。そして、バスに乗ってすぐ公道から曲がって行ったと思って公道に入ってバスターミナルまで歩いたら…合わせて30分位掛かった…と言うかチャリと空腹もあって足がガクガク…('^^;)。で、やっとバスターミナルに到着したら、丁度北京行きのバスが待機していたのでとりあえず声を掛けて先にリンゴを1つ買ってきてバスの中でナイフを使って皮を剥いていたら…同じく北京に向かうバスの中に人民が乗って来た。リンゴを沢山詰めた麻袋を持って(笑)。…で、オイラがリンゴを剥いているのを見て、
「あら〜私が買ったこのリンゴはすっごく甘いよ〜」
と言って来る…ってバスの車内で商売すんな(笑)
って事で発車前にリンゴを食い尽くして(笑)、バスは北京に向かって出発。

 さて、バスが発車してから少し寝てしまって、気が付いたらまだ北京市内ではなかった。で、北京市内に入って外を眺めていたら…昨日泊まったホテルが見えた!予定ではとっとと北京に戻って来て別の宿を探す予定だったが、既にPM7:00を回っていて、とても宿探しを出来る状態じゃなかったので仕方なく同じ所に泊まる事を決めて、「オイラココで降りる!」と宣言(笑)。で、近くで下ろして貰ってから昨日の宿まで歩いて行く。

 でから宿に入って宿泊手続きをすると…また昨日と同じ部屋に…(笑)。って事で荷物を置いてから、晩飯のマックに晩飯を買いに行く。…と、そのマック前のちょっとした広場で何やら自由市場があった。ので、ヒマ潰しに見て回る事に。…首にぶら下げるヤツ(ペンダント?)があった。まぁまぁだと思ったので交渉して8元で買う。…銀製品って触れ込みだけど、銀製品がこんな安く、しかも盗まれ易い所にゃ置かないっしょ(笑)。
君ら口は達者だけど行動は正直だからね(笑)

で、マックに入って晩飯を買ってそのまま宿に戻って部屋でムシャムシャ食う。その後シャワーを浴びて、明日の行動を決め、AM0:15まで日記を書いて寝ました…。

教訓:遺跡の探し方に注意!範囲を徐々に徐々狭めるのが○。



 
1/8(火)
題名:ケンタッキーにてマークされる(笑)

 目が覚めたらAM6:30。とりあえず電気を付けて荷物の整理。今日は火車に乗るのでカップ麺を一番上に持って来て取り出し易いようにする。で、準備も終わってのんびりした後に日記を書く。…全然追いついてないので少しでも書かないと…。で、AM9:00にてチェックアウトをして、宿を出る。

 で、最初にバッグパックを預けに北京駅に向かう事に。って事で一昨日乗ったバスの方に向かって歩いて行くが…途中のマックの前にあるバス停を見てみたら、北京に直接行くのを発見。ナンダ、コレで行けるのか…って事でコレで一気に北京駅へ。…で、北京駅の1つ手前の駅で公安が乗り出して来て、運転手に何やら書かせていた。…北京はホントに治安イイらしいなぁ…って事で最後の駅に向かって発車すると…駅前だけメチャメチャ混んでる!!でも、ホントに駅前だけだったので駅前を越えて少し先のバス停で全員降りる。でから北京駅へ歩いて行く。

 で、北京駅に到着!…なんか3年前に来た時とマッタク外観変わってるナァ…。オリンピック開催されるからってのもあると思うケド…。で、目的の荷物預け所を探す。…無い!仕方なく駅の中に入って、駅の中にあるのかと思って見取り図を見ると…ナント駅の横!誰が気付くんだコンナ所…。って事で荷物預け所へ行く。で、ソコについて荷物を預けようと係のオバチャンにバッグパックを渡す。…すると「〒W☆ЭЩ£?」と。…オバチャン、メチャメチャ北京語使ってて全然聞き取れない…。で、横から声を出したオバチャンもそんな感じだ。でもってその後に発した「彼は理解出来てないね。」と言うのは聞き取れた(爆)って事で荷物を預けて大体の戻って来る時間を言うと、換荷票に「壱拾元」と書かれた紙が…ムチャムチャピックリ!!何でこんなに高いんだ??他の所は2元で済むんだよ2元で!コンナ所で稼がなくても十分稼いでるだろアンタラは!(笑)。でもって…その後ピラピラと10元札を見せられる。いや、そりゃ見りゃ解るンですケド…(笑)って事でしぶしぶ10元支払って見る所へ。

 最初に地下鉄を使って【前門】まで行く。で、地下鉄を出て人民広場の広さにビックリ…イヤ、コレ、土地の使い過ぎよアンタラ(笑)まぁ、某誌に「15万人収まる」って書いてあるだけの事はあるねぇ…。って事でとりあえず『故宮の正門』を見に。で、正門まで行く途中に日本の観光客ツアーが…イヤイヤ、ご苦労サンですわ…って事で正門前で正門を写真して、とっとと次へ。

 で次にその人民公園の右隣りにある『歴史博物館』に。ココには曹植(曹操の三男)に関する記述があるらしいので確認しに行って見る。…が、なんか有りそうも無い雰囲気…でもって何やら2つの展覧会が催されていて、片方はまるで三國志に関係なさそう…だったので、そのもう片方の方を選んで中に入って見る事に…って、「入る前にバックを預けろ」と言われ、チケットを買う隣りの土産物屋の中にソレがあった。で、荷物を預けてからいざ中へ…って、
ココで荷物預けて他へ出掛けるってのはアリ?(笑)
で、中に入ったら…陶器やら発掘モノの展示しかしてなかった…。ついでなので三国時代の掘り出し物を見て回る事にする。…って、三国時代の掘り出し物って全部『呉』のモンだった…と言うか、呉ってその辺の内政とかしっかりしてた見たいだネェ…こーゆーモンって少なからず民が豊かにならないと作られないしネェ…。って事で見終わって、土産物屋を見る。…遺跡関係の本はあるかな?…と思って見て行ったら…オイラがNUNOさんにあげた本が売っていた(笑)って事で博物館を出て、バッグを返して貰って次へ。

 次は上海に帰るのにお土産を買う事にし、結構有名だと思ってる【王府井】までトボトボと歩く。で、その通りに差し掛かって一目見て…
「な…何じゃコリャ〜!!!」と。
オイラは3年前に一回だけココ王府井に来ていた事があったので覚えているが…まるで違う外観になっていた。
これはまるで…上海の南京路みたいだ…('^^;)。って事でズンズン入っていく。と、糖葫芦(タンフールー)が売られていた。で、その横にパン屋みたいなのが。でもって何やらスポンジケーキみたいなカレー色の怪しいパンを買い、ついでにその糖葫芦を買う。…で、そのパンは1元だったのだが、糖葫芦が5元もした…。さっきの中国人には2元で売ってたのに…ボッタクルなバカヤロ〜(ToT)!!で、そのカレー色のパンの正体だが…饅頭で味が無かった(T_T)のですぐに捨て(勿体無い)、その糖葫芦を食いながら更に通りを歩くと…デパートが。とりあえず糖葫芦を食って、中に入って土産になるモノを探し出す事に。
 …で、何やら「綱引き」の「綱」みたいな食いモンが。コレは確かに上海では見た事無いナァ…じゃあコレを土産にするか!って事で10個セットのを1つ買う。…オイラのクラス10人以上居た気がするが…(笑)。で、次に別の友人らにあげるお土産を。で、ふと水羊羹(ようかん)みたいなのを発見。北京特産みたいだし、ヨシ!コレで行こう!って事で、何の果物だが理解出来る羊羹を2つずつ7セット位購入。後は上海に帰ってから自分の裁量で決めるか。って事で土産買いは終わり。後は火車の時間まで北京をうろつくだけ…。
 で、デパートを出ると、そのデパートの横に『小[ロ乞]城』と言う小さい通りが。何か名物のモンあるかなぁ?と思って入って行くと…スゴイ呼び込み('^^;)。で、料理に目をやりながら歩いて行くと…何やら焼き餃子を数個1つにして串で刺したっぽいモンが売っていたが、さっきの饅頭の前例もあるので見ただけでとっとと出る(笑)
 そして適当に見て回って、賑やかな所が切れたので道を引き返して歩き、途中で見つけた本屋に入る。勿論目的は遺跡系列の本。…で、旅行関係の所にも地理関係の所にもナシ。…ってゆーかデカい中国地図は記念にでも買って帰りたいネェ…。で、結局発見したものは…山と詰まれた時刻表だった…。上海では全然売ってないのに…(T_T)って事で本屋を出る。
 で、とりあえず目的は済んだので次にその1つ東の【東単】へ。ココへもトボトボと歩く。

 …で、ココは華やかでは無いが、服屋通りだ。両sideに服屋が並んでいる。って事でココをウロウロする事にした。まず北に向かって歩く。服屋ばっかりだホント…と思って見て行ったら…何やらマスコットとかを売っている所が。とりあえずヒマ潰しに入って見る事に。
 中には色々なキーホルダーとかが売っていた。…で、何気に自分で使いたかったピカチューストラップが!!…って、日本語で説明書きかい(笑)。…そも、よく店内を見回して値段を見たら「1000」とか「300」とかとふってあった。中にはその値札に「MANDARAKE」と書いてあるものも(爆)。…一体どっから仕入れて来てるんだコレ??って事でそのピカチューストラップを購入。20元…高っ!…って、日本円で直したら300円…妥当な値段か(笑)。って事でその店を出る。
 で、適当な所で南に戻って歩き、時間を確認。まだPM2:30。北京駅にはPM7:00に来ればイイので、まだまだ時間はあるナァ…って事で途中で発見したケンタに入って日記を書く事にする。で、店内に入ってコーラと辛いハンバーガーを注文。…全然腹減ってないが、流石に入ってイキナリ日記書くのもなんだし(笑)。と言う事でそのまま食いながら日記を書き書き。でもって。食い終わったら日記をお盆の上に乗っけて書く。こうすれば持って行けまい(笑)。
…でもって1時間後…店員に近くでウロウロされる
2時間後…公安みたいな監視員にジロジロ見られる。時に近くに寄って来てはスグに持ち場に戻る。
2時間半後…丁度PM5:00近くなって交代準備の為か、別の監視員が来る。で、さっきの監視員とコッチチラチラ見ながら話す。…なんか書き辛いな〜('^^;)。
で、3時間後…オイラの腕が書き疲れる(笑)

って事でケンタで3時間。結構書いてある程度は追い着いたかな…って事でトイレに入ってからケンタをようやく出る。監視員達の視線が
『やっと帰るか…』と言う感じだった(笑)。


 さて、PM5:00。出発まで残り3時間…1時間は火車待ちで時間使うとして、後の2時間はどうしよう…とりあえず北京駅に行こうか〜って事でゆっくり、ゆっくり歩きながら北京駅へ戻る。…で、北京駅に到着した時には既にPM6:00だった('^^;)。
 で、預けた荷物を返して貰ってから、買った土産の中にカップ麺を移す。こうすれば後で食う時にスグに出せるっしょ。お土産を壊すとイケナイし。でもって駅の中に入って、どうしようかを考える。…まだ駅の電子表示機にもオイラの乗る火車の車体番号が書かれていない…('^^;)。とりあえず上海方面に行く火車乗り場を見付けて、座って待つ事にした。で、デカい荷物下ろして座ってからボ〜っと。人が多過ぎるので日記も書けない…って事で周囲を見回していたら…ン?コインロッカーがぁ!?まさかコンナ所にあったとは!やられた〜('><;)。ソコに一緒に値段表が張り出されていたのだが、悔しいので値段は見ない事にした(爆)
そんでもってボ〜っとしていて1時間半が経過…火車の乗る時間になって人民が並び始めたのでオイラも並んで、いざ上海行きの火車へ!

 …で、荷物置き場はまだ空いていた!のでオイラのバッグパックをドカッと置いて、それを見張るように寝ッ転がっていたら…何時の間にか寝ていた…('^^;)。
 で、気が着いたらPM10:30('^^;)。スッカリ暗くなっていて人民達寝付いていた。オイラのバッグは無事だな…って事を確認してから、カップ麺を作って食う。その後、日記を1時間ほど書いてから再び寝ました…。

教訓:北京で荷物預ける事はなるべく避けよう。どうしてもしたい場合は泊まったホテルにお願いしよう。



 
1/9(水)
題名:日本人と日本人

 起きたらAM4:00。鼻水がヒドイ上に熱あるのか、汗が出る。ま、3枚来てればそれで汗出る要因にもなるか(笑)。って事で鼻かんで再び寝る。…次に目が覚めたのがAM6:00。火車の放送にて目が覚めるが、再び寝る。で、次に目が覚めたのがAM7:00頃。そろそろメシを食わないと…と思って下を見ると…レレ?下のテーブルで『地球の歩き方(日本語の)』を読んでる人がいるぞ?!…まさか日本人かぁ?と思ってオイラは「どっこいしょ」と言って起き上がる。彼はソレでオイラが日本人と気が付いたらしい。で、カップ麺を持って下りて、お湯を入れて彼の向かいに座る。で、座ってからしばらくして…「日本人ですか?」と向こうから切り出して来た。でもって日本語で色々と話す。北京の留学生で、日本に帰るのに上海に行くらしい…。その割に荷物少ないけど、送ったのかな??でもってオイラの方も話す。結構アチコチ行ってるンですか?とも聞かれたのでとりあえず適当に行った所を挙げて見る。…まぁ、観光地じゃない所ばっかりだけど(爆)。でもってしばらくして彼がトイレに行った時に、キュウリ(の漬物?)を持った中国人の若いネーチャンが彼が座っていた所に座る。しかし、キュウリかぁ…(邪笑)。で、キュウリを加えてガリッ!と勢い良く齧る。…思わず「イテッ!」と叫びたくなるような感じだった(爆)。って事でオイラはラーメンも食ったので鼻かんで再びベッドに。…で、次に目が覚めたのは到着直前のAM10:00だった…って事で、急いで準備して上着を着て、下に下りて上海に到着して、彼と一緒に火車を降りました…。

教訓:出会いは何時起こるかワカラン(教訓かソレ?)。



って事で今回の旅日記は終了しましたが…帰って来た日に友人から、オイラもVo.として参加するハズのLiveが
前日に開催して既に終わったと連絡を受ける。
…何故?…オイラ何か悪い事した??(T_T)


ココまで読んで頂いて有難う御座いました。m(_ _)m



資料提供者(と言うか勝手に調べた):
 ROVERさん:【三國志歴史紀行】
 わたわた氏・サル甘寧氏:超級!三國志遺跡紹介ホームページ《三劉》
 K.KENさん:SANGOKU-HYSTERIA